テレビコマーシャル時代の終焉 (1/3) - ITmedia NEWS

例の、民放連がCMカットは著作権違反の可能性があるという愚かしい主張をしたことについてのコラム。
聞くところによれば、過去にビデオのCMスキップ機能に対して圧力をかけて削除させたことがあったとかないとか*1。この情報の信義は定かではないが、今こうして著作権法を盾にCMスキップ禁止を迫ろうという動きを目にすると、強ち冗談でもなさそうだと思えて来る。


どう見ても別々に制作され創造的な意図無く挿入されるCMを、番組の一部とするのは詭弁に過ぎない。
よしんばそれが著作権違反に当たるとしても、録画し視聴するのがまったくの個人的な利用であれば同一性の保持は要求されないのではないか。また、自動でCMスキップ可能な道具だからといって著作権侵害を助長するという主張も当たらない(それがまかり通るなら、そもそもビデオデッキ自体が違法となる)。
素直に破綻寸前の収益モデルを変更するが吉だと思うのだが。

*1:伝聞と推測による情報であり、証拠があるわけでも具体的に圧力をかけた団体名が出るわけでもないことに注意