直子の代筆

社内稟議用の文章を書くのに3日ぐらい考え込んでいる。内容としてはごく単純な、ソフトウェアの購入申請なのだが、「上司が納得する文章」というのが曲者である。
ただ「〜の為下記ソフトウェアを購入したく申請します」では駄目らしく、そのソフトウェアを導入することによるメリットを強調せねばならないらしい。が、今回の導入は業務上の効率向上やクオリティ向上を目的としたものではなく、先日のミスを教訓にクライアントに納入してデータを確認してもらう体制を作ることであり、メリット云々は目的に書いてしまっているのでこれ以上書くことがない。


ビジネス文書というのは概ね書式も文体も標準化されているもので、自動で文書作成するプログラムぐらいありそうなものだ……などと妻に愚痴っていたら「直子の代筆」について教えられた。成る程、それは大変(私にとって)便利なので会社で買ってもらおうか、等と考えつつもそれはそれとして今この稟議をどうにかせねばならない現実に変わりはないな、と逃避半分検索していたら、オンライン直子の代筆があるではないか。多分機能としてはごく一部をプロモーション代わりに載せているに過ぎないのだと思うが、果たしてその中に稟議書の項があったので使ってみる。
残念ながらこの稟議は購入申請用ではなくイベント会再申請用であるらしく全面的に参考とするには至らなかったが、一部にヒントを見出して至急文書を書き上げ、また駄目出しを喰らった次第。