カルドセプトで一番熱いのは対人戦であることは間違いないが、メテオだのカタストロフィだのといった凶悪なカードが山盛りのブック同士で殴り合うのは精神的に疲弊しそうでちょっと敬遠する。それに使われないカードが沢山出そうで面白くない。そこでMagic;The Gatheringで言うところのシールド戦的な限定状況での対戦ルールを考えてみた。
使用できるカードは最低限の対戦回数でストーリーモードをクリアした直後のもの。即ち通過したマップに戻って対戦してはならず、負けたらセーブせずにリセットし、全てのマップを1度の対戦のみでクリアする。すると恐らく130枚程の追加カードを含む全180枚程度のカードだけでブックを組まねばならなくなるはずである。自ずと通常ならば使えないようなカードを用いることになるだろう。
更にカード奪取ありにすることで真剣勝負を強要し、尚且つ強力なカードの投入を躊躇わせる。
但しこの方法では実力格差が開く一方になるので、戦績の悪いプレイヤーに対し何らかの救済措置を講じたい。例えばボーナス対戦で追加カードの取得とか、上位者とのカード交換とか。
問題は対戦の管理である。理想的には全ての参加者が等しく対戦するようにしたいが、4人対戦ともなると全ての組み合わせを保証するのは極めて困難である。いっそ8人いれば、上位リーグと下位リーグに分けてポイントその他で入れ替え戦を行うなど方法は講じられるが、半端な人数の場合は処理が難しい。
