購入予定メモ:虚数霊 1(むらかわみちお、ISBN:4344804279)

オカルトSFとでも言おうか、骨董類の価値をモノに宿った持ち主の思い入れで計るという話。当然、霊障なんかも絡んでくる。個人的にはマスコットの喋る縫い包みの語尾「くう」が少々辛いが、気にするほどでもない。
描写の丁寧な人で、何を読んでも安心して楽しめる。とは言っても寡作なので、12年前のデビュー作「還相」と富士見コミックドラゴンで連載した「Ringlet」以来、これでやっと3冊目。楽しみにしてるのでもっと書いて下さい。