思い出せない

印象に残っているのに、全容も作者も題名も思い出せない小説がある。


ストーリーとしては多分老学者と王(或いは暴君)の話。
割合はっきり記憶にあるのは最後の一文で、「死の間際、老学者は自分が死んだらこの国は滅びるだろうと予言した。
果たしてその通りになった。」というような感じだったと思う。
全体の印象としては中島敦の『文字禍』に近い、というか文字禍を読んだときにこの作品を連想した覚えがある。
もう一度読みたいと思っているのだが、思い出せないのがもどかしい。
何方か御存知ないだろうか。


そのうちはてなで訊いてみるつもりだけれど。