マジックミラーに対するよくある誤解

マジックミラーは一般に「片側からの光は反射するがもう片側からの光は透過する」と思われている。誤解である。
もう少し理解のある向きからは「明るい方から見ると反射するが暗い方から見ると透過する」と思われている。より事実に近いが、まだ誤解がある。


マジックミラーの正体はハーフミラー、光を半分透過し半分反射する鏡である。
明るい方から見ると、周囲の光の反射に混じって暗い方からの透過光が見えるのだが、(透過光は暗いので)反射光にかき消されて認識できない。
暗い方から見ると、明るい側からの透過光に混じって周囲の光の反射が見えるのだが、(反射光が暗いので)透過光にかき消されて認識できない。


一方向にだけ光を通す物質が発見されたら大変だ。永久機関が実現できてしまう。


余談ながら、放熱性を高めようと思ったら吸熱性の高い漆黒が、逆に熱を逃がさぬためには外熱を反射する鏡面が最も効率が良いのだそうだ。放熱性は高いが吸熱性は低い、なんていう都合の良い物質は存在しない。

正規表現にマッチしないものの削除

Excelから書き出されたデータの変換なんかを多くやっていると、特定パターンの置き換えよりもむしろ特定パターンにマッチしない部分の置き換えの方が欲しくなってくる。例えばtable関係のタグは残しつつ、内包するデータに付随した余分な装飾タグは省きたいときとか。
今日の業務は膨大なExcelデータから特定パターンの文字列のみを取り出す作業。数字3桁-数字1桁-記号1字にマッチするパターンを書くのは簡単だが、それ以外を削除するのは難しい。
いっそ置換スクリプト書いて、パターンマッチした部分だけ配列に格納して書き直した方が簡単に思えてきた。

1曲売りはアルバムのセールスを落とすのか


マキシシングルは1000円、1200円だけど、「着うたフル」なら欲しい1曲だけ3〜400円で買える。シングルより安いからという理由で、「着うたフル」を買っている中高生も多いです。

 僕は、そうした買い方に慣れた子供達は、「1曲よかったらアルバムCDも買ってみよう」という流れにつながらないのではと思っています。

アルバム世代でシングル不買主義者としては、iTSの無料版などで1曲聴いてからアルバム全曲購入するようなことは多い。基本的にはアルバムにトータルコンセプトを求める質で、つまりは全曲通しで聴くべきものと思っているから。iPodでもシャッフルをアルバム単位に設定、単曲で聴くのはプレイリスト(ある意味、私製アルバムなわけだが)ぐらいのものだ。
だから正直、iTMSによって単曲販売されることには違和感があったし、逆に世間でシングルの売り上げ枚数が多かったりアルバム概念のない着うたが広く浸透するのを見て、世代の違いを感じることもあったので、上の意見には頷くところが多い。


が。


音楽業界は、音楽に興味を持たせるためのツールとして、「着うた」を積極的に使った方がいいんじゃないでしょうか。売り上げが飽和状態になっている今、「着うた」は「着ボイスのちょっと長い版」以上の意味は持っていないような気がします。

 それこそ「試聴」と割り切って無料にするとか、100円で着うたを買うと、100人に1人の割合でそのアーティストのライブのチケットが当たるとか。音楽業界を盛り上げていくための「手段」と割り切って着うたを活用していけば、新たな市場も開拓できるんじゃないですかね。


この結論はちょっと判らなかった。いや、多分若年層の音楽離れを食い止める施策とか、そういう意図なのかなとは思うんだが、これをやっても結局無料配布された分だけで満足してしまって購入に繋がらないということになったりしないだろうか。
まあ単曲→アルバムの話と違って曲としても完結してないから、その感覚で需要を喚起する(アルバム全曲のサビだけ無料配布するとか)方向性なのかも知れないけれど。