Mac用定番フリーソフト

FreeSoft.nomaki.jp - 市販ソフト並みのフリーソフトまとめが多分Win寄りなので、Macで匹敵するものを探してみた。

OS基本機能

OSが標準でサポートする機能。フリーウェアを入れるならこれで不満のあるときに。

  • PDF変換:印刷時に「PDFとして保存」が選択可能。スクリーンショットでもPDFとして保存される。
  • ファイアウォールWinXPだって標準で装備しているので驚くには当たらない。
  • 圧縮・解凍:Zip形式を標準サポート。これも別にMacの特権ではない。
  • 暗号化:HDDを丸ごと暗号化。不正アクセスされても解読できない。
  • Widget実行環境:Dashboardと呼ばれるWiget実行環境。F12キーで一発呼び出し。
  • 総合デスクトップ検索:Google Desktop要らず。

バンドル

新品を購入するとバンドルされているもの。フリーではないものも含むが感覚的に無料。

  • iLife:総合クリエイティヴ・スイート。本格的ではないが手軽な編集/管理用として便利。(8,800円)
    • iPhoto:写真管理環境。撮影日による階層管理とアルバム分類で多量の写真を捌く。簡単なレタッチ機能あり。
    • iMovie:動画の簡易編集環境。
    • iDVD:画像/動画/音楽から手軽にDVDを作成。
    • iWebWYSIWYGなWebページ編集環境。非標準的なフォントを全て画像化するなど、見た目は良いが生成結果には難あり。今後の研鑽に期待。
    • GarageBand:手軽な打ち込み音楽制作環境。Loopライブラリの組み合わせで手軽に音楽っぽいものを作ることから本格的にオリジナルを打ち込むところまで。録音も可能。
  • SafariAppleのデフォルトブラウザ。シンプルで高速。
  • iTunes:言わずと知れた音楽管理環境。直感的で便利、iPod用に必須。
  • Mail:迷惑メールフィルタ付きメーラープラグインで機能拡張も可能。
  • iCal:オンライン経由で共有/同期も可能なスケジュール管理カレンダー。
  • iChatWebカメラ対応インスタントメッセンジャー
  • Comic Life:簡単なコマ割り/ライブラリからの画像差し込み/フキダシ作成可能なコミック作成ツール。

定番

必要に応じて

Macにしかない優れもの

ヴァージョン管理方法

どうやら、またやってしまったらしい。最終確認をPDFで送付、確認済の版下を印刷会社に送ったはずが1ヴァージョン前のデータのままであった。
今回のミス原因として考えられるのは2つ、ひとつは元ファイル変更→保存せずPDFとして保存(この時点で「保存済み」扱い)したものを送った可能性、もうひとつは最終版でないファイルを更新→PDFを出してチェック→変更されていない「元・最終版」を送付した可能性。
どうしたらこれを解消できるだろうか。


AdobeのCreativeSuite2にはVersion Cueというヴァージョン管理システムが付属し、この上で時系列ヴァージョン管理及びヴァリエーション管理が可能だが、その機能がどれほどのものか良く解らない。
基本的には日毎に自動保存される/明示的にヴァージョン分岐させて全体をプロジェクトとして俯瞰できるものだと思われるが、この方法で「最新版でない」データの混同が防げるだろうか。
ヴァージョン分岐には明示的に「別ヴァージョンで保存」せねばならぬようで、それでは結局意識しない誤操作を防ぐことができないからヴァージョン管理としては覚束ない。極端なことを言えば、無意識のCommand+sをすべて時系列ヴァージョンとして別保存するぐらいの機能であって欲しい。また別名保存した時には自動的にヴァリエーション分岐として扱うこと、プレビュー用のJPGやPDFでの書き出しは各アプリケーション上ではなくVersion Cue上で行える(最新であることを確認しつつ作業する)方が望ましい。概説を見る限りではPDFでオンラインプレビュー可能らしいが、この辺りは使ってみないことにはなんとも。


ある意味最良の手段は、私が直接データを納付しない→誰かチェッカーが入って確認の上送付という手順を踏むことなのだろうが、如何せんデザイン関係に関っているのが私を含め2人のみで、当然ながらそれ以外に印刷用データなど閲覧できる環境はないので全面的にそこへ負担がかかってしまうことになる。悩ましい。