読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

初めてカルドセプトを遊ぶ人のためのスタートガイド

ここまでカルドセプト新作「リボルト」の初心者向けに基本的な定石などを紹介してきたけど、どうやら初セプターの中にはもっと手前の段階でつまづいている方が少なからず見受けられるようだ。そういえばヴェテランになると見落しがちだけど、カルドセプトはなかなかにルールがややこしく、チュートリアルで色々言われても憶えきれないぐらいの情報が詰まっているのだった。
まずはごくごく基本的な情報の解説記事が必要だな、というわけでざっと説明してゆこう。

https://topics.nintendo.co.jp/export/sites/nintendo_topics/images/article_img/00000306_05.jpg

これはカルドセプトのプレイ中に表示される、下画面の情報。
大きく分けると、一番上の帯に表示される「終了/勝利条件」、左半分に表示される「現在の魔力と順位」、右半分に表示される「手札」に分かれている。
個別に詳しく説明する。

下画面の見方

終了条件:ラウンド数と勝利条件:目標魔力

一番上の帯は勝利条件、つまり「このゲームに勝つために満たすべきこと」が表示されている。
左側の、この画像では「1/40R」となっている部分は、「現在のラウンド数/最大ラウンド数」。このゲームの場合は40ラウンドで終了し、今が第1ラウンドであることを示している。
ラウンドというのは「プレイヤー全員が順番に行動を終えるまで」の区切りだ。つまり40R制限なら、ゲームが終わるまでに最大40回行動できるということになる。全員が行動すると次のラウンドへと進み、40/40Rになったラウンドが最後まで終わると、そこでゲームが終了する。
右の「目標魔力」は、ゲームに勝利するために目指すべきことが書かれている。この画像の例なら8000G、これ以上の総魔力を貯めて砦に到達すれば、その時点で勝利だ。

総魔力については、次の項で説明しよう。

魔力と順位

(最大)4枚のパネルは参加プレイヤーそれぞれの色を示している。その右端に大きく表示された数字は現在の順位だ。
その左にある四角い枠と英字は「砦通過フラッグ」。字はマップ上の砦に対応し、黒い字はまだ通過していない砦を、白い字は通過した砦を示す。砦を通過すると定額の魔力ボーナスが得られ、すべての砦を通過すると「周回ボーナス」としてまとまった量の魔力が手に入る(周回ボーナスを得ると砦通過フラッグはリセットされる)。
名前の下に2行に並んだ数字は、「現在魔力」と「総魔力」を示している。
魔力、というのはつまりお金だ(けれど単位Gはゴールドじゃなくて「ゲイン」)。現在魔力は手元にある「現金」、総魔力は購入した土地の価値などすぐには現金化できない財産を含めた「総資産」。この総魔力の方を、目標以上に貯める(そしていち早く砦へ戻る)のが、セプターが目指すべき勝利条件となる。

どうやって総魔力を増やすか、は後で説明する。

手札リスト

右側にあるのは現在の手札だ。自分の番には上画面で手札の中身を確認できるが、他プレイヤーの番でもカード名と種類だけは確認できる。属性アイコンの付いたカードはクリーチャー、稲妻か吹き出しのマークはスペル、その他の剣や鎧などのアイコンはアイテムカードだ。
また、左のプレイヤーパネルにタッチすれば他人の手札リストも確認できる。いずれにせよ名前しか見えないから、そのカードの性能は憶えておくしかないけど、敵の行動が予想できるようになるのでとても重要な情報だ。

カードの見方

個別のカードについても、情報を整理しておこう。まあアイテムカードとスペルカードは特殊な制限などもないので、クリーチャーだけの説明に止める。

クリーチャーカード

https://pbs.twimg.com/media/CldjjHIUkAA20Wq.jpg
なるべく多くの情報が載っているカードを探したら、ずいぶんアレなクリーチャーになってしまった。
一番上はカード名。右側に「R」とあるのはカードのレアリティ、つまり入手しやすさを示す。もっとも入手しやすいのが「N」ノーマル、やや手に入りにくいのが「S」ストレンジ、かなり珍しいのが「R」レア、この他に特定条件を満たしたときだけ出現する特殊カード「E」エクストラ、がある。
その下はカードの種類。これは火属性クリーチャー。
「G 20(火)」とあるのはこのカードを使うためのコスト。数字の方は消費する魔力で、属性アイコンは領地コストといって「この属性の土地をこの数だけ占領していないと使うことができない」という意味だ。つまりこのリーチの場合、あらかじめ火属性の土地ひとつ以上を占領した状態であれば魔力20を消費して召喚ができる、ということになる。この他に、カードを示すアイコンがある場合は「手札コスト」、そのカードを使うために手札を捨てなければならないことを示す。
STとHPは攻撃力・防御力。戦闘の時にはこのSTに応じて相手にダメージを与え、HPが0になると破壊される。
STの下にある×付きの属性アイコンは「召喚制限」、この属性の土地には召喚することができない。HPの下のアイコンは「アイテム制限」、戦闘の時にこの種類のアイテムを使うことができない。

STとHPはクリーチャーのもっとも基本的な性能を示すデータだ。HPが高ければ敵の攻撃で破壊されにくく、土地を守るのに向いている。STが高ければ戦闘で敵を破壊しやすく、敵の土地を奪うのに向いている。
魔力コストが高いカードは現在魔力に余裕がないと使えないし、土地を占領しても総魔力が増えにくい。領地コストがあるものは序盤で使えないので枚数を入れすぎないよう注意が必要だ。召喚制限があるカードはいざ戦闘になった時に使えず、アイテム制限があると戦闘の時に困るかもしれない。

総魔力の増やしかた

では、カルドセプトの勝利目標である「総魔力」を増やすにはどうすればいいのか。

基本的には「土地を占領する」「土地のレベルを上げる」の2つが重要になる。

土地のレベルアップ

土地にクリーチャーを召喚すると、その土地は自分の所有物になり、自分の色の枠と「通行料」を示す数値が付き、またその価値が自分の総魔力に加算される。
土地の基本価値は1つあたり100だから、土地を占領するために使用したクリーチャーの召喚コストとの差だけ総魔力が増えることになる。

占領した土地には(クリーチャーの「ダウン状態」が解除されれば)「領地コマンド」を使ってレベルを上げることができる。これは、いくらかの魔力を消費して、消費分以上に土地の価値を引き上げるという仕組みだ。こうして手持ちの魔力を土地に投資してゆくことで、総魔力を引き上げることができる。

自分の土地を誰かが踏むと、通行料をもらえる。通行料は土地の価値とレベルによって決定され、レベルを引き上げるほど高い通行料を奪うことができるようになる。

通行料を支払いたくない場合は、戦って土地を奪うことになる。手札からクリーチャーを召喚し、攻撃して土地を占領しているクリーチャーを倒すことができれば、その土地は自分のものになる。
ただし防衛側のクリーチャーは、(クリーチャーの属性と土地の属性が合っていれば)「地形効果」を得られる。土地のレベル×10がHPに足されるので、レベルの高い土地ほど防御力が大きく上がり、奪われにくい。

レベルアップのやりかた

自分の手番で、ダイスを振って移動した後に、クリーチャーを召喚するか「領地コマンド」を使用するかを選ぶことができる。領地コマンドは、自分の領地にいるクリーチャーに命じて何らかの行動をさせるものだ。隣の土地へ移動させるか、手持ちのクリーチャーと入れ替えるか、土地の属性を変更するか、土地のレベルを上げることができる。
レベルを上げるには一定の魔力を支払う必要がある。1Lv→2Lvは80G、2Lv→3Lvは160G、3Lv→4Lvは320G、4Lv→5Lvは640G必要だ。魔力が足りるなら一度に2レベル以上引き上げてもいい。

土地のレベルアップ まとめ
  • レベルアップによる利点
    • 「総魔力の増加」
    • 「通行料の増加」
    • 「防御力の増加」(ただし土地とクリーチャーの属性が一致している場合に限り)

土地の連鎖

上では「土地のレベルを上げて総魔力を増やす」と書いたけど、実際には単独の土地だけだとレベルを上げても総魔力はあまり増えない。たとえば価値100の土地に80を支払って価値200にしても、総魔力としては+20にしかならない。
そこで重要になるのが「連鎖」だ。
連鎖とは「同じ属性の土地を2つ以上占領する」こと。こうすると、連鎖した土地同士の価値が上がる。
連鎖しない土地は、1Lvだと価値100だ。これが2連鎖だと150になる。2つとも150なので合計300。3連鎖なら180(合計540)、4連鎖では200(合計800)、5連鎖だと220(合計1100)になる。6連鎖以上では価値は上がらないけど、新たに取った土地が100→220になるわけだから価値は大きいし、ひとつ奪われてしまっても他の価値が下がらない。
連鎖なしの場合に比べて5連鎖だと2倍を越える価値を持つから、レベルを上げた時の価値もそれに応じて高くなる。でもレベルを上げるために必要な魔力は同じだから、投資に対してより大きな総魔力増加につながるわけだ。たとえば単独5Lvは価値100→1600(+1500G)に対してコスト1200Gがかかるので差し引き+300Gだが、5連鎖だと同じコスト1200Gで220→3520(+3300G)だから差し引き+2100Gになる。

連鎖のためには「止まる土地の属性をなるべく合わせる」「領地コマンドでクリーチャーを移動させる」「領地コマンドで土地の属性を変更する」方法がある。土地の属性変更は、1Lvの土地なら300G(ただし無属性および複属性の土地は100G)、以降レベルが上がるごとに必要魔力が100Gづつ増えてゆく。できればレベルを上げる前に属性を変更しておきたい。