とても印象的な写真のブログを見た。
京都の花 - Gallery NINSEI - Yahoo!ブログ
まるで日本画のような写真。落款を意識したであろう赤いマークも洒落ている。
背景をボカした撮り方も、コントラスト差を付ける方法も、それ自体は一般的なテクニックなのだが、主題だけを強く浮き上がらせ、間を取った構図がとても印象的な画を作り上げている。
これを真似してみたくなった。とはいっても手元にあるのは例によって12-32mm f3.5-5.6だけなので、これでできるところまでやってみよう。
強いボケが期待できない以上はコントラストの差に頼るしかない。そこで、木漏れ日を利用する。
植物が密生した場所では、木漏れ日が地面にスポットライトを当てる。うまく小さなスポットライトが限られた対象だけを明るく照らしている被写体を見付け、これを-2EVぐらいの露出補正をかけて撮影してみる。
すると背景が沈み、被写体だけが浮かび上がったような写りになるのだ。
この手法の問題は撮影条件が些か限定されることで、はっきりとした陰影が得られる気象条件下でないと使えないのだが、たぶんそれはレンズがある程度解決してくれる問題ではないかと期待している。
ところで落款の件、フォトライフに「予め設定したマークを指定位置に自動合成してくれる機能」があったらいいんじゃないかと思ったんだけどどうだろう。
あと、はてなダイアリーの頃は写真をクリックするとフォトライフの当該ページに飛んで、そこでexif情報を確認したりスター付けたりできたんだけど、はてなブログでは写真だけが単独で表示されるのみでクリックしても飛んでくれもしないので広がりが出ないのは残念。