金魚

鯉のような和金

妻の入院に合わせて休みを取ったので、フェスタを保育所に預けてから面会時間までの空きを利用して制作作業。ずっと棚上げされていた、シングルCDレーベル用の金魚イラストを描く。
判り易い金魚像は琉金のような丸い胴に大きな尾なのだろうが、CDの円に合わせて体をしならせたところが描きたかったので細身の和金と尾の長いコメットを合わせたような代物として描いた。尾が長くなければ錦鯉のようでもある。同じ鮒科だから当然と言えば当然だが。
鰭の線は極細の水彩ブラシブレンドにぼかし付きの不透明マスクを掛けたもの。鱗は水平に並べた弧を傾斜させ、反転して作った編み目模様で金魚のシルエットを分割、まとめてグラデ塗りを施した。
シルエットに線を入れず、光彩(外側)を乗算でかけると日本画風になる。