文化庁メディア芸術祭 漫画部門大賞にこうの史代

元の記事はid:masah:20041217#p41で紹介されたhttp://www.asahi.com/culture/update/1217/009.htmlなのだが、それより個人的には大ニュースである。
こうの史代は元々同人で知った作家で、絵柄も話も地味なマイナー作家として認識していたから（いや、ファンなんだけど）今回の大賞受賞には大変驚いた。
まあ購入した書店でも平積みだったから、出版社も結構本気で売るつもりだったのかも知れない。
それにしても漫画部門に同人漫画があったり、文化庁メディア芸術祭は意外と広いところを見ているようだ。

夕凪の街 桜の国 (アクションコミックス)

受賞理由にこれが「ヒロシマ」を扱った作品であることが影響していないとは思えないけれど、そのことがこの作家の、この作品の価値を損なうものではないのであまり気にしない。