たほいや倶楽部:ふえつねんらん

日が変わりましたので正解を発表致します。

たほいや倶楽部:ふえつねんらん

  1. 【浮悦燃乱】魂の離脱の意。忘我の神秘的状態。中世神秘主義思想家の重要な概念。エクスタシス。(嘘回答:id:emimi/騙され:id:alisato:20030629#p1)
  2. ふえつねんらん −ふえつねむのらん【増津合歓の乱】 1118年(増津4年)京都に勃発した内乱。皇位継承に関する崇徳上皇後白河天皇との対立に、摂関家藤原頼長と忠通との家督争いが結びつき、上皇・頼長側は源為義平忠正、後白河・忠通側は源義朝平清盛らの武士団を招じ入れて戦い、上皇方が敗北した。上皇は讃岐に流され、頼長は戦傷死。頼長ののぼり旗である合歓の木 ( ねむのき ) にちなみ、合歓の乱・増津合歓の乱と呼ばれるようになった。この乱は、のちの武家政権成立への端緒をなした。(嘘回答:id:ryuryusese
  3. 【府悦年欄】戦国期甲信越地方の年欄。善光寺の僧侶府悦が記した年表を江戸初期に小幡景憲が編し、軍学書「甲陽軍艦」に付記したもの。(嘘回答:id:sugio
  4. ふ-えつ-ねんらん【不越年蘭】キク科パフィオペディルム属の一年草。アジアやラテン・アメリカの温帯区高地に自生。硯菊・袴蘭とも。(嘘回答:id:nobody/騙され:id:mutronix:20030624#p5)
  5. 【不越年卵】カイコなどの昆虫で、産み下されて年内に孵化する卵。(広辞苑/正解:id:koseki:20030628#p3、id:triplet:20030629、id:watercolor:20030705)
  6. 斧鉞捻乱【ふえつねんらん】将軍の象徴である斧や鉞(まさかり)が捻れ乱れること。転じて、人望の厚かった将軍が亡くなった悲しみを表す。倭建が亡くなった際に、東国遠征の際に授かった斧鉞が捻れ乱れた故事による(日本書紀)(嘘回答:id:smoking186/騙され:id:yukatti:20030629#p1)

以下はid:masah氏による追加嘘回答。正解当て段階ではなかったものですが、ここに記しておきます。

  • 【府越年覧】(ふえつねんらん) 新潟県初代県令の楢崎弥兵衛(1832-1895)が在任中に記した公務の記録。楢崎日記とも。→飯岡新聞事件
  • 【不悦然乱】(ふえつねんらん) 禅宗の用語で、感情を抑え心を乱さぬさま。ふえつぜんらん。良周「岩ニ如ク動カス−トシテ」
  • 【斧鉞粘藍】日本画に用いる顔料の一。硫酸コバルトを主とする濃藍色で、合戦画の旗幟(きし)を描くのに大野派が好んで用いた。→大野曾鳳

出題の段階で危惧していたことではあったのですが、半数に当てられてしまいました。矢張りid:koseki氏やid:sugio氏の言われるように、簡単すぎたかもしれません。