蓮コラで参っちゃった人たちはきっと子守り蛙なんか駄目なんだろうなぁ。
雄の背中が膨らんで、そこに雌が卵を産み付けるのだ。卵はそのままずぶずぶと背中に沈んでゆき、終には全く見えなくなる。孵化するとこれを押し広げて這い出してゆき、穴が残った背中は実に蓮のようでもある。
そう言えば筒井康隆の短編で、ある惑星特産の豆を圧力鍋で煮る話があったのを思い出した。この惑星は気圧が低いので圧力鍋を使うのだが、空けるとき巧く圧を逃がさないと鍋が爆発、熱く煮えた豆が物凄い勢いで弾け飛んで皮膚を破り肉に食い込み......これ以上は自粛するが、とにかくやたらグロい話で、これがあれやこれやの粒々グロ系を思い起こさせる。