ボーダーブレイク 機体パーツの重量性能比

先日は主副武器の重量火力比を比較したので、今度は機体パーツについてもやってみようかと思う。
購入段階では素材とGPがコストとしてかかるが、アセンブル時のコストというのは事実上重量のみである。「重量に比して性能の高い」パーツを探すというのは重要なことだろう。
とはいえパーツごとの性能指標数値は様々であるために適当な比較は難しい。ここではあくまで目安として、性能指標アルファベットコードを100刻み10段階評価に置き換えた上で重量比を出している。

名称 重量 装甲 装甲/重量 射撃 射撃/重量 索敵 索敵/重量 ロック ロック/重量 総合 総合/重量
クーガーI型 600 600 1.00 500 0.83 300 0.50 600 1.00 26 4.33
クーガーII型 620 600 0.97 500 0.81 500 0.81 400 0.65 26 4.19
クーガーS型 630 600 0.95 800 1.27 300 0.48 800 1.27 31 4.92
ヘヴィガードI型 800 900 1.13 100 0.13 200 0.25 600 0.75 20 2.50
ヘヴィガードIII型 850 1000 1.18 100 0.12 100 0.12 800 0.94 21 2.47
ヘヴィガードIV型 800 900 1.13 200 0.25 300 0.38 500 0.63 21 2.63
シュライクI型 450 100 0.22 500 1.11 400 0.89 600 1.33 25 5.56
シュライクII型 470 100 0.21 500 1.06 700 1.49 400 0.85 26 5.53
シュライクV型 450 100 0.22 800 1.78 300 0.67 800 1.78 29 6.44
ツェーブラ38 600 500 0.83 800 1.33 600 1.00 400 0.67 29 4.83
ツェーブラ39 620 500 0.81 800 1.29 800 1.29 200 0.32 29 4.68
ツェーブラ41 640 500 0.78 900 1.41 500 0.78 600 0.94 31 4.84
エンフォーサーI型 550 500 0.91 600 1.09 300 0.55 600 1.09 27 4.91
エンフォーサーII型 520 400 0.77 600 1.15 300 0.58 1000 1.92 31 5.96
エンフォーサーIII型 560 500 0.89 600 1.07 500 0.89 500 0.89 28 5.00
E.D.G.-α 600 100 0.17 1000 1.67 700 1.17 400 0.67 28 4.67
E.D.G.-β 610 100 0.16 1000 1.64 1000 1.64 100 0.16 28 4.59
E.D.G.-δ 620 100 0.16 1000 1.61 600 0.97 600 0.97 29 4.68
ケーファー42 750 800 1.07 200 0.27 300 0.40 700 0.93 23 3.07
ケーファー44 730 800 1.10 200 0.27 100 0.14 1000 1.37 25 3.42
ケーファー45 770 700 0.91 500 0.65 400 0.52 700 0.91 26 3.38
ヤクシャ 500 300 0.60 800 1.60 300 0.60 700 1.40 29 5.80
ヤクシャ・改 500 300 0.60 800 1.60 200 0.40 1000 2.00 31 6.20
ヤクシャ・弐 520 200 0.38 900 1.73 400 0.77 600 1.15 29 5.58
セイバーⅠ型 480 200 0.42 400 0.83 800 1.67 800 1.67 31 6.46
セイバーⅠ型R 510 200 0.39 400 0.78 700 1.37 1000 1.96 31 6.08
セイバーⅡ型 530 200 0.38 500 0.94 500 0.94 1000 1.89 30 5.66
ディスカス・プロト 700 700 1.00 600 0.86 200 0.29 500 0.71 24 3.43
ディスカス・ダート 530 500 0.94 800 1.51 400 0.75 300 0.57 28 5.28
ディスカス・ノヴァ 770 800 1.04 600 0.78 100 0.13 600 0.78 24 3.12

装甲では(当然ながら)HG系、次いでケーファー系が優れる。ワーストはE.D.G.系で、なんと0.2を下回る。ベスト/ワースト比7.18。
射撃補正では軽量で性能に優れるシュライクV型、次いでヤクシャ系が。ワーストはHG系で0.1強しかない。ベスト/ワースト比なんと14.71。
索敵距離は散ってセイバーI型→E.D.G.-β→シュライクII型の順。ワーストはHG3、ベスト/ワースト比はこちらも14.17と高い。
ロックオンはヤクシャ改の2に次いでセイバー系が全シリーズ2弱と突出しているものの系統別平均では概ね1前後に収まる具合。ワーストはツェーブラ39、ベスト/ワースト比は6.2。
総合性能ではやはり計量機が強く、セイバーI型、ヤクシャ改、シュライクV型が頭ひとつ抜けている。ベスト/ワースト比は2.61。

名称 重量 装甲 装甲/重量 Boost Boost/重量 SP SP/重量 転移 転移/重量 総合 総合/重量
クーガーI型 1250 600 0.48 600 0.48 400 0.32 600 0.48 28 2.24
クーガーII型 1300 600 0.46 800 0.62 400 0.31 600 0.46 29 2.23
クーガーS型 1320 700 0.53 600 0.45 600 0.45 600 0.45 30 2.27
ヘヴィガードI型 1430 900 0.63 600 0.42 500 0.35 100 0.07 24 1.68
ヘヴィガードIII型 1550 1000 0.65 800 0.52 400 0.26 100 0.06 24 1.55
ヘヴィガードIV型 1500 900 0.60 900 0.60 400 0.27 100 0.07 24 1.60
シュライクI型 1000 100 0.10 500 0.50 300 0.30 1000 1.00 29 2.90
シュライクII型 1030 100 0.10 800 0.78 100 0.10 1000 0.97 30 2.91
シュライクV型 1100 200 0.18 500 0.45 500 0.45 1000 0.91 31 2.82
ツェーブラ38 1150 500 0.43 500 0.43 500 0.43 600 0.52 29 2.52
ツェーブラ39 1200 500 0.42 900 0.75 300 0.25 600 0.50 30 2.50
ツェーブラ41 1250 600 0.48 200 0.16 900 0.72 600 0.48 29 2.32
エンフォーサーI型 1150 500 0.43 800 0.70 400 0.35 600 0.52 31 2.70
エンフォーサーII型 1300 700 0.54 700 0.54 400 0.31 600 0.46 29 2.23
エンフォーサーIII型 1250 500 0.40 1000 0.80 200 0.16 600 0.48 29 2.32
E.D.G.-α 1250 200 0.16 300 0.24 700 0.56 1000 0.80 28 2.24
E.D.G.-β 1280 200 0.16 600 0.47 500 0.39 1000 0.78 29 2.27
E.D.G.-δ 1250 300 0.24 100 0.08 1000 0.80 1000 0.80 30 2.40
ケーファー42 1380 800 0.58 700 0.51 500 0.36 300 0.22 27 1.96
ケーファー44 1420 800 0.56 600 0.42 600 0.42 300 0.21 26 1.83
ケーファー45 1450 800 0.55 900 0.62 300 0.21 300 0.21 25 1.72
ヤクシャ 1150 300 0.26 800 0.70 400 0.35 800 0.70 31 2.70
ヤクシャ・改 1200 200 0.17 1000 0.83 200 0.17 800 0.67 29 2.42
ヤクシャ・弐 1180 300 0.25 700 0.59 500 0.42 800 0.68 31 2.63
セイバーⅠ型 1130 200 0.18 700 0.62 300 0.27 1000 0.88 31 2.74
セイバーⅠ型R 1150 200 0.17 600 0.52 500 0.43 900 0.78 30 2.61
セイバーⅡ型 1180 200 0.17 900 0.76 200 0.17 1000 0.85 31 2.63
ディスカス・プロト 1300 700 0.54 500 0.38 600 0.46 600 0.46 29 2.23
ディスカス・ダート 1260 600 0.48 700 0.56 400 0.32 700 0.56 30 2.38
ディスカス・ノヴァ 1380 800 0.58 400 0.29 800 0.58 600 0.43 30 2.17

胴は他部位に比べ重量が高いので全体的に数値が低い。装甲比では最良のHGIIIでも0.65、ワーストのシュライクではたった0.1。ベスト/ワースト比は6.65。
ブーストはヤクシャ改に次いでエンフォーサーIII型が強い。ワーストはもちろんE.D.G.-δ、ベスト/ワースト比は10.42。
逆にSP供給ではδが群を抜く0.8、次点がツェーブラ41の0.72で、3位以下を大きく引き離す。ワーストはシュライクII、ベスト/ワースト比は8.24。
エリア移動は全体に軽い胴ほど性能の高いパラメータであるためシュライク1が1.0を叩き出している。ワーストはもちろんHGIII、ベスト/ワースト比は15.5。
総合性能ではほぼ2前後に収まっており、軽量のシュライク系・ヤクシャ系・セイバー系がやや強いもののその他でも大差はなく、ベスト/ワースト比は1.88と低い。

名称 重量 装甲 装甲/重量 反動 反動/重量 リロ リロ/重量 持替 持替/重量 総合 総合/重量
クーガーI型 850 600 0.71 400 0.47 500 0.59 400 0.47 25 2.94
クーガーII型 870 600 0.69 700 0.80 300 0.34 400 0.46 26 2.99
クーガーS型 900 700 0.78 800 0.89 500 0.56 400 0.44 29 3.22
ヘヴィガードI型 1000 900 0.90 800 0.80 200 0.20 200 0.20 24 2.40
ヘヴィガードIII型 1120 1000 0.89 1000 0.89 100 0.09 100 0.09 23 2.05
ヘヴィガードIV型 1050 900 0.86 700 0.67 400 0.38 300 0.29 25 2.38
シュライクI型 660 200 0.30 200 0.30 600 0.91 700 1.06 27 4.09
シュライクII型 630 100 0.16 100 0.16 700 1.11 900 1.43 28 4.44
シュライクV型 700 200 0.29 400 0.57 600 0.86 600 0.86 27 3.86
ツェーブラ38 850 500 0.59 600 0.71 700 0.82 100 0.12 25 2.94
ツェーブラ39 850 400 0.47 400 0.47 900 1.06 100 0.12 24 2.82
ツェーブラ41 900 600 0.67 1000 1.11 500 0.56 100 0.11 27 3.00
エンフォーサーI型 800 500 0.63 400 0.50 600 0.75 600 0.75 28 3.50
エンフォーサーII型 850 700 0.82 400 0.47 600 0.71 300 0.35 26 3.06
エンフォーサーIII型 850 500 0.59 800 0.94 600 0.71 300 0.35 28 3.29
E.D.G.-α 850 200 0.24 400 0.47 800 0.94 400 0.47 24 2.82
E.D.G.-β 860 200 0.23 100 0.12 1000 1.16 400 0.47 23 2.67
E.D.G.-δ 850 200 0.24 900 1.06 700 0.82 400 0.47 28 3.29
ケーファー42 950 800 0.84 700 0.74 300 0.32 300 0.32 25 2.63
ケーファー44 930 700 0.75 600 0.65 500 0.54 600 0.65 29 3.12
ケーファー45 980 800 0.82 1000 1.02 200 0.20 300 0.31 27 2.76
ヤクシャ 770 300 0.39 300 0.39 600 0.78 800 1.04 28 3.64
ヤクシャ・改 710 200 0.28 100 0.14 700 0.99 1000 1.41 29 4.08
ヤクシャ・弐 790 300 0.38 700 0.89 500 0.63 800 1.01 31 3.92
セイバーⅠ型 680 100 0.15 300 0.44 500 0.74 1000 1.47 29 4.26
セイバーⅠ型R 670 100 0.15 900 1.34 300 0.45 800 1.19 31 4.63
セイバーⅡ型 720 300 0.42 300 0.42 700 0.97 700 0.97 29 4.03
ディスカス・プロト 900 700 0.78 600 0.67 400 0.44 500 0.56 27 3.00
ディスカス・ダート 810 400 0.49 400 0.49 600 0.74 700 0.86 28 3.46
ディスカス・ノヴァ 1020 800 0.78 900 0.88 300 0.29 400 0.39 27 2.65

全般にバラツキの激しい部位である。装甲は例によって重量級の独壇場。ワーストは意外にもセイバー、ベスト/ワースト比は6.12。
反動吸収は重い腕ほど強い傾向にあるが、軽量腕ながら強い反動吸収を持つセイバーI型Rとツェーブラ41が突出している。ワーストはヤクシャ改、ベスト/ワースト比は11.55。
リロードは重い腕ほど悪い傾向にあるため差が大きい。最高性能を有するβが1.11と突出、ワーストは重くて鈍いHG3。ベスト/ワースト比は13.02にも及ぶ。
持ち替えもリロードと並び重量級に不利なパラメータである。セイバーI型の1.47、シュライクII型の1.43に対しワーストのHGIIIでは僅か0.09、ベスト/ワースト比は16.47。
総合性能では2から4.6と、各性能のバラツキの割には大人しい範囲に収まっている。ベスト/ワースト比は2.25。

名称 重量 装甲 装甲/重量 歩行 歩行/重量 Dash Dash/重量 搭載 搭載/重量 総合 総合/重量
クーガーI型 1000 600 0.60 400 0.40 400 0.40 300 0.30 23 2.30
クーガーII型 1000 500 0.50 700 0.70 400 0.40 300 0.30 25 2.50
クーガーS型 1050 600 0.57 300 0.29 700 0.67 500 0.48 26 2.48
ヘヴィガードI型 1200 900 0.75 200 0.17 100 0.08 900 0.75 23 1.92
ヘヴィガードIII型 1250 1000 0.80 100 0.08 100 0.08 1000 0.80 23 1.84
ヘヴィガードIV型 1250 900 0.72 100 0.08 300 0.24 900 0.72 23 1.84
シュライクI型 750 200 0.27 800 1.07 800 1.07 100 0.13 29 3.87
シュライクII型 700 100 0.14 1000 1.43 800 1.14 100 0.14 30 4.29
シュライクV型 800 200 0.25 700 0.88 1000 1.25 100 0.13 30 3.75
ツェーブラ38 1000 500 0.50 700 0.70 300 0.30 500 0.50 26 2.60
ツェーブラ39 950 500 0.53 900 0.95 300 0.32 400 0.42 28 2.95
ツェーブラ41 1050 500 0.48 500 0.48 600 0.57 500 0.48 26 2.48
エンフォーサーI型 870 500 0.57 600 0.69 400 0.46 400 0.46 28 3.22
エンフォーサーII型 1000 500 0.50 300 0.30 400 0.40 600 0.60 24 2.40
エンフォーサーIII型 1050 500 0.48 200 0.19 700 0.67 600 0.57 25 2.38
E.D.G.-α 930 200 0.22 500 0.54 700 0.75 400 0.43 26 2.80
E.D.G.-β 970 200 0.21 700 0.72 700 0.72 400 0.41 27 2.78
E.D.G.-δ 990 200 0.20 400 0.40 900 0.91 400 0.40 26 2.63
ケーファー42 1150 800 0.70 300 0.26 300 0.26 900 0.78 26 2.26
ケーファー44 1100 700 0.64 600 0.55 300 0.27 800 0.73 28 2.55
ケーファー45 1200 800 0.67 200 0.17 400 0.33 900 0.75 25 2.08
ヤクシャ 880 300 0.34 500 0.57 900 1.02 300 0.34 29 3.30
ヤクシャ・改 850 200 0.24 700 0.82 900 1.06 300 0.35 30 3.53
ヤクシャ・弐 940 100 0.11 300 0.32 1000 1.06 300 0.32 25 2.66
セイバーⅠ型 770 200 0.26 1000 1.30 700 0.91 200 0.26 31 4.03
セイバーⅠ型R 830 300 0.36 800 0.96 700 0.84 300 0.36 31 3.73
セイバーⅡ型 900 300 0.33 600 0.67 900 1.00 300 0.33 30 3.33
ディスカス・プロト 1100 700 0.64 700 0.64 300 0.27 700 0.64 28 2.55
ディスカス・ダート 1030 500 0.49 1000 0.97 600 0.58 400 0.39 31 3.01
ディスカス・ノヴァ 1200 700 0.58 300 0.25 600 0.50 700 0.58 25 2.08

腕以上に差の激しい部位。装甲はもちろん重量機優位、ワーストはヤクシャ弐、次いでシュライクII。ベスト/ワースト比は7.52と各部位の装甲重量比では最大の差。
歩行は重量差の激しい部分である。軽量で歩行に優れたシュライクII型が1.43と突出、ワーストは例によってHGIII。ベスト/ワースト比は17.86と全パーツ中最大。
ダッシュも重量差がそのまま現れる性能である。1を上回るシュライク系・ヤクシャ系に次いで1を僅かに下回るセイバー系が続き、ベスト/ワースト比は15にも及ぶ。
重量耐性は逆に重量機ほど高くなるために差が少なく、重量/軽量機で優位性が逆転する。他ではワーストの多いHGIIIがベストの0.8、逆にシュライク系は0.13〜4と低い。ベスト/ワースト比は6。
総合性能で見るとやはり軽量機に軍配が上がり、シュライクIIの4.29、次いでセイバーI型の4.03が突出。ベスト/ワースト比は2.33。

総評

大雑把に言えば各パーツとも「重量が軽いほど性能の良いパラメータ」と「重量が重いほど性能の良いパラメータ」の2種で構成されており、必ずしも軽量機優位というわけではない。ただし指標の性質として重量が高いほど数値が低くなるため「重量が重いほど性能の良い」パラメータでは性能の上昇と共に重量も増加するため差が拡がらず、逆に「重量が軽いほど性能の良い」パラメータは大きな差が付く。
また、腕の反動吸収、足の重量耐性以外のパラメータで重量が優位に働くのは装甲のみであるため全16パラメータ中10パラメータ、つまり62.5%は軽量機優位に作用することになり、この点でも重量機はやや不利と言える。