iOS4のフォルダを見分け易くする

iPhoneのOSがヴァージョンアップして、アプリアイコンをフォルダ分類できるようになった。今まではページごとに分けていたものがフォルダごとに分けられるにようになり、1ページのアプリ密度が向上し操作の手間も総体としては軽減されている。
良いこと尽くめのようだが、ひとつだけ問題がある:アプリアイコンと違って見分け難いのだ。


アプリフォルダは中に入れたアプリが3*3で整列した形で表示されるため、傍目には「小さな点の入った同じ形のアイコンが並ぶ」ように見える。勿論その中身アイコンの差によって小さな点の色は異なるのだけれど、まさかアイコンの色で分類するわけにも行かないので雑多な色の混じった複数のアイコンはどれも印象に差がなく、見分けはかなり困難だ。結局のところフォルダ名以外に判断の指標がない。
フォルダ名に絵文字を貼り付けることで視覚的に分類するというTipsもあるが、絵文字アイコンはかなり小さく見分けの補助としては些か弱い。また同期したiTunes側でフォルダ名が盛大に化ける問題もある。


結局のところ、どれも色が同じというのが見分け困難の理由と言える。ならば色を付けてやれば良いのだ。
理想的にはMacOSのラベル機能の如くアイコンに色を乗せられれば完璧なのだが、現段階ではその機能が実装されていない以上、別の手段を考える必要がある。
何もアイコンに直接着色する必要はない。ぱっと見に色が印象付けられれば良いのだ……ということで、背景を区切って色を付ける方法を思い付いた。

iOS4のデフォルト壁紙画像を加工したもので、概ねアイコン配置に合わせて色分けしてある。おおまかに2×2単位で色を分け、その中を市松に塗り分けて明暗を付けた。必ずしも同色ブロック単位でカテゴライズする必要はなく、単に「このアプリカテゴリはこの色の部分にある」ということが記憶できれば良いのではないかと思っている。
なお実際の使用例は以下のようになる。