サンタクロースの人数

クリスマスの夜にはサンタクロースが子供たちにプレゼントを配ることになっているが、あれ実際に各家庭を回って配るのだとすれば一体何人のサンタが必要であろうかと。


北半球では夜の最も長い時期とは言え、配送に使える時間は10時間もない。1家庭あたり5分で配送を終えたとしても1時間に12軒、移動ロス考えたら10軒こなせるかどうか。従ってサンタ一人あたりの配送可能数は100軒程度ということになる。
ところで対象となる子供の人数は一体どれぐらいなのだろうか。世界規模での統計はないが、日本の統計データを元にすると子供は人口比で約15%。全世界に60億いるうちの9億が子供ということになる。
もっともこの数字はどの国でも日本と同じ比であるという前提に立ってのことなので、実際にはむしろ子供の割合が多く、多分60億中の20億ぐらいは子供じゃないかと思われるが。
とは言えキリスト教圏でなければ無関係の行事でもあろうから、配送対象は精々1/3、多分中東〜アフリカ方面や東南アジアではあんまり関係なさそうだ。
その辺も踏まえて、仮に子供を3億人と見積っておくとしよう。
そうすると前述の仮定から凡そ300万人のサンタクロースが待機していなければならない計算となる。
無論これは実働部隊のみの話で、この他にプレゼント手配や配送地域割り振りなどを担当する後方支援部隊がいる筈だ。ざっと500万人規模の組織と見て間違いない。


いや勿論、実際のところ子供たちにプレゼントを配る末端組織は各家庭に一組づつ待機してるんですけどね。