Mapが変わって戦術も練り直しを迫られた。まだ1日であり戦訓の蓄積もない状態だが、ちょっと考察してみたい。
兵装ごとの戦術
榴弾砲の役割
今回のMapでは中央に屋根がある上に戦線が膠着せず動きが激しいため榴弾砲の有効性が大きく減じている。激戦必至の中央プラント付近には落とせないばかりか打ち上げもできない。自軍が中央を確保しているなら必然的に敵軍の再出撃ポイントとなる第一プラントを狙うことになるだろう。ここには自動砲台もあるので、定期的に降らせる意味はある。
幅も狭いが長さもないMapである。市街地に較べ30%近く短かい。ベース後のカタパルトで着地した地点から、タイタンなら直に敵第一プラントを狙える。開幕重火力ならカタパルト→榴弾砲全力射撃が定番となるだろう。直撃はないまでも回避を強要し初動を遅らせる効果が期待できる。
射程の短かいコロッサスでもかなりの範囲をカヴァできるが、第一プラントを狙うには着地後に少々前進する必要がある。可能ならばタイタン装備機とコロッサス装備機がタイミングをずらして砲撃すると一層効果的だろう。
ベース付近の設備を破壊したければタイタンで第一プラント奥まで接近の必要がある。ただし敵の榴弾にも晒される危険があるほか、中央プラントが占領されているならそこから狙われる危険も増大する。
ECMグレネードの役割
必然的に中央プラントの争奪戦となり易いため密集しての混戦が予想される。攻めるにせよ守るにせよECMは有効に機能する筈だ。可能ならリフト台に上がって上から投げ込み、サワードやウィーゼルで掃討したい。
ロケットランチャーの役割
なんと言っても敵プラント砲台や敵に奪われたガンターレット破壊だろう。コングほどに爆風範囲があるなら高台からの打ち下ろしで密集する敵機を一網打尽にするのも良い。とは言え兵力移動が激しい上に障害物の多い構成だけに有効利用はなかなか難しい。
機関砲の役割
なんと言っても主力兵装である。戦線を突破しコアを目指す敵を冷静にエイミングし撃破したい。
上位クラスになると機体構成がはっきり分かれる。回避と突破に重きを置いた修羅系と耐久に重きを置いたHG系。特にHG支は回復力も含めて撃破の困難な相手であり、機関砲では些か心許ない。いっそ修羅用と割り切ってHGはロケット頼みというのも手かも知れない。
出撃と移動
これまで以上に強襲型の役割が重要である。重火力はその火力支援による戦線の押し上げと後方防衛に徹することになるだろう。基本的には占領済みプラントよりひとつ手前から出撃して前線に砲撃、撃ち漏らした敵機の掃討。
7 人しか居らず突破されるとコアの損害が馬鹿にならないので、時折ベースから出撃し直して様子を見るのも重要。
第一プラントにはリペアポッドもあるので、ここで弾薬補充しつつ高台に登って中遠距離から掃射するのも手だろう。
戦況別戦術
今回はプラントが3箇所しかないので、事実上戦況はかなり限定される。概ね(1)中央プラントでの攻防(2)敵軍側近傍プラントへの侵攻(3)敵軍近傍プラント占拠からのコア突撃(4)自軍側近傍プラント防衛戦(5)自軍近傍プラントまで占拠されてのコア防衛戦、の5パターンになるだろう。この他に中央あるいは敵軍プラントを占領しながら自軍側プラントが占領されるといった特殊状況も有り得るが、今回は除外する。
中央プラント争奪戦
重火力にとってはなかなか厳しい状況である。頼りの榴弾が無効なので、それ以外を駆使して戦況を打開するしかない。
基本的には両側リフトの高台に居座っての銃撃戦になるだろうか。火力が五分なら妨害工作が戦況を決める。ECMを活用したい。
敵軍プラント進軍
中央を獲ったら防衛だけでなく積極的に戦線を押し進める必要があるが、今度は中央屋根下という位置が榴弾を封じる。前に出てから、あるいはちょっと下がった位置から撃つしかない。再出撃なら敢えてひとつ前のプラントから出て砲撃の後前進というのもアリだろう。
この段階までに自動砲台を潰しておきたいところ。
敵軍コア進軍
ここまで来ると、重火力の役割はかなり少なくなる。敵の再出撃に合わせた砲撃かプラントの維持、スネークする敵機の発見主体か。いっそコア凸してサワードを浴びせるのもあり。
自軍プラント防衛
榴弾を中央〜自軍プラントの間に降らせて敵の侵攻ルートを遮断。とりわけ左右から回り込んでコアを目指す敵を中心に警戒。
自軍プラント奪還/コア防衛
積極的にプラントに榴弾砲撃を浴びせつつ装甲を活かして敵機削り。この段階では火力を惜しみなく発揮して確実に数機を撃破し続けたい。