読売新聞が自分の思想と政党の一致率をチェックするサーヴィスを公開している。また毎日新聞からも政治 - 毎日新聞が公開されている。Yahoo!も「マニフェストマッチ」を公開。
正直各党がどんな主張しているのかよく解らないので、政治に強い新聞社からこのような仕組みが出てくるのは有り難い。
惜しむらくは各設問のキーワードについて解説がない点。はっきり考えが固まっていないものについては「わからない」にすることもできるが、当然この場合はどの政党とも一致しないので、事前に問題の所在について調べた上で姿勢を明示するのが望ましい。「現行との差」「賛成の場合の利点と欠点」「反対の場合の利点と欠点」そういったことがキーワードからのポップアップですぐ確認できると、もっと良かったのにと思う。
毎日の方はこの環境ではブラウザ/Flashのヴァージョンが古くて見られなかった。読売は普通に動作したしhtml版も用意されている。また感想を見る限りでは毎日版は解答に恣意性が見られるようだ。
作成にあたっては可能な限りの公平性が考慮されたものとは思うが、当然ながらどうしたって新聞社の主観は入ってくる。「各政党に質問票を渡して賛成・中立・反対を明示してもらった」ならば兎も角、普段の活動から新聞社がそれを判断したのであれば、新聞社の立場的偏りによる見方の違いは避けられない。また政党に明示させたものであれ、設問にも新聞社の視点というものが入ってくる。
だから、可能であればこれを各新聞社が用意するともっと良いのだが。毎日新聞版、Yahoo!版もあったので追記。
