タンホイザー

今一番気になってるボードゲーム。塗装済フィギュア10体付き8000円。
元は海外製FPSらしい。インドアの5vs5なミニチュアウォーゲームで、この手のゲームでは珍しくマスがヘクスやスクウェアではなくサークルになっている。当然、隅の方は移動範囲になかったりするのだが、実践でも直角的な動きをするようなことはないわけで、これで充分ではあるだろう。
面白いのはサークルの色で射線判定が簡略化されていること。同じ室内は同じ色のリングになっており、部屋の出口付近は隣接する別の色を含む多色に塗り分けられている。同じ色を含むリング同士は射線が通っているというわけだ。一目で射撃可能範囲が判定できるのは素晴らしい。
5人の隊員は予め装備などをセットアップしておく。つまり自分好みにカスタマイズできるということか。
ユニット5体はウォーゲームとしては少々少なすぎる印象があるが、カスタマイズと見分けを考えるとこれぐらいが限界かも知れない。
リング式のため位置関係による半遮蔽などは処理できそうにないが、代わりに煙幕による能力減衰があるらしい。この辺はやってみないと判らないところだが、「有利な修正を得るために移動する」感覚が得難いような気はする。


なんにせよボードの雰囲気が素晴しすぎる。このためだけでも欲しい。……置くところがないけど。
イメージが理解できるものにリンクしておく。


一方で気になるのはタンホイザーをソロプレイ - bqsfgameの日記の記述。「各陣営たった5人しかいない戦術戦闘ゲームなので、撃ち合いが始まって死者が出始めるとアッという間に決着してしまう」というのは薄々感じていたところ。買ってみるべきなのか参考程度に留めるべきなのか、やっぱり迷う。