ネオ・ファンタジア

ネオ・ファンタジア [DVD]

ファンタジアと言えばディズニーの、クラシック音楽に合わせてアニメーションを付けた音楽劇だが、イタリアのブルーノ・ボツェットが「ネオ・ファンタジア」の邦題で同じことをやってみせた作がある。音楽と音楽の間にモノクロの寸劇が挟まる：ここで出てくる髭の老アニメータがこの作全体を一人で描いているという設定。オーケストラの団員が人買いで集められ、彼らを運ぶトラックの運転手がそのまま指揮者になり、アニメータは逃げられぬよう長いこと地下牢に繋がれてすっかり衰弱しまともに歩けない。

正直あまり音は良くないのだが、アニメーションとしてはディズニーのそれより捻りが利いてて好ましい。

スラブ舞曲Op.46-7、ドヴォルザーク

悲しきワルツOp.44-3、シベリウス

ボレロ、ラヴェル