二重構造の株式ゲーム

株を扱うゲームは色々とあるが、純粋に株取引だけをやるゲームってあんまり見ない気がする。大抵は会社経営ゲームに株システムを融合させ、会社を巧く回すステージとそれを利用して株取引で個人が儲けるステージに分かれている。
でもこの構造って、実は株だけでも同じことができるんじゃないか。


実際の株式市場は大雑把に言って、巨額の資金を頼りに市場をコントロールして儲ける(所謂「仕手戦」)機関投資家と、その尻馬に乗って小銭を稼ぐ個人投資家に分断されている。ならば上記のような会社経営部分を投資会社に見立てても充分に二重構造は成立しそうだ。
プレイヤーは投資会社として社の資金で株価操作をし、同時に個人投資家としてその影響を利用して儲けを上げようとする。勝敗を決するのは個人の儲けだが、投資会社の資金を確保しなければ仕手戦で負けることになり個人投資が読めなくなる。
各投資会社が何を仕掛けようとしているかを推測する情報が必要だ。大雑把な狙いは把握できるが具体的なところまで絞れないぐらいに留めたい。カード式で業種ごとに山を分けるとか。