何故かこう、周期的に発生する論争ってあるよな……とはてなキーワード「無断リンク」のグラフを眺めてみた。
過去年間を一度に表示すると、2007年10月末頃に大きなピークがあり*1、その前後にふたつのピークがあるのが判る。これらはほぼ11ヶ月ごとに繰り返されているようなので、次のピークは2008年8月初頭の前後に来るに違いない。
他の周期はどうか
このままでは大した内容もないエントリに終わってしまうので、他の(議論を呼びそうな)キーワードを調べてみた。
ニセ科学
2006年の末に菊池教授による「まん延するニセ科学」動画が話題になったのが最大のピーク。ここから暫く、「水伝」批判やニセ科学批判への反発などを含めた波を起こしつつ半年ほどで収束。次の波は1年後、拙著「覚えておきたい、ニセ科学リスト - 妄想科學日報」によるもの。
南京事件・南京大虐殺
これは2種のキーワードに分かれるので比較グラフで検証。大きなものではないが周期的な波が観測できる。
2005年10月中旬(キーワード登録時)に60近い言及があって以降は最大20ぐらいの波が凡そ3ヶ月半前後の周期で出現。ここ1年では言及数10ぐらいの小さな波になって来ているようだが、11月頃まで3ヶ月周期、その後1ヶ月前後の短い周期で小さなピークを繰り返している。
右翼・左翼
これはちょっと面白いグラフに。言及数80にも達する大きなピークがあるおかげで他が小さくなってしまって確認し難いのだが、大体5ヶ月前後ごとに2つのピークが、1ヶ月ほど離れて発生するパターン。
ところで
はてなキーワードの言及数グラフ画像を貼り付ける記法ってまだないんだっけ。
*1:このピークの前後には等間隔に小さなピークがある:予震と余震だろうか