「非神秘的」、あるいは霊的トンデモ

霊能者の方が懐疑論系コミュにて「多次元存在だのフォトンベルトだの前世がプレアデス星人だのという客がいるのだがどうしたものか」という相談をするという、凄い場面に出喰わしてしまった。
この霊能者氏自身は「科学で説明しようのない」霊能力とやらをどのように捉えているのかちょっと気になるところだが、ともあれ強く感じたのは「科学から見てどうしようもなく"痛い"連中は、神秘主義的立場からも痛いんだな」ということ。


マイナスイオンだの波動だのといった言葉を信じる人々は、それが「凄い科学に見える」ことを好むのであって「実際に科学である」かどうかは気にしていないし、説明されても理解する気もない。科学にとっては馬鹿にした話だ。
一方でこれは神秘主義から見ても馬鹿にした話であって、(その真贋はともかくとして)由緒但しい「霊能力」によるものも如何わしい高次元人やらDNAアクティヴェーションやら足裏デトックスやらも同列に扱われてしまう。
結局のところ信じる側は「霊験あらたかな何か」が欲しいのであってそれが「どんな霊験か」「どんな原理か」なんてちっとも気にしちゃいないのである。
「科学的に正しくない」以前の問題で、人として正しくない。