iMovieで動画編集

はじめてiMovie HDを起動してみた。Appleのソフトウェアだから、多分簡単に編集できるのだろうと思っていたのだが、意外に梃摺らされたので引っ掛かった点を中心に記録しておく。

静止画を使うときの注意

当然のように画像をドラッグ&ドロップで配置したのだが、そうすると表示時間をデフォルトの5秒から変えることができない。Command+Shift+SでiMovieプレビューのスクリーンショットを撮ったものはダブルクリックで長さを変更可能だが、表示が粗くなる。
iMovieでは、基本的に他のiLifeライブラリを活用してデータを読み込む前提で作られているようで、予めiPhotoに読み込んだデータを「メディア」から読み込むと長さも可変だし、またKen's Burnエフェクトという簡単なエフェクト……最大60秒で、画像のズーム率と表示位置を変更するカメラワークを作る機能が利用できる。
なお、エフェクトを指定した画像の表示長さは変更できないので注意。


トランジションやテロップ機能は判り易かった。トランジションは画像単体で完結するタイプ(ウォッシュイン/ウォッシュアウトやフェードイン/フェードアウト)と2枚の画像を連結するタイプ(クロスディゾルブやオーヴァラップなど)がある。いずれも元となる画像の表示時間の一分をエフェクト付きに置き換えるもので、タイムライン上は食い込んで一体化したように表示される。
ただテロップは表示位置がコントロールできないなど、少々弱い。

音声・映像のコントロール

これらはiLifeライブラリからの読み込みでもドラッグ&ドロップでも特に違いが見られない(ような気がする)。「表示>音声レベルの表示」で現れる線を掴んで上下させることで、再生中の音量コントロールが可能。