砲弾ライト 工作完了

普通の単四電池ボックスでは大き過ぎることが判明したので、別の手を考える。
ひとまず100円ショップで単四を使う製品を物色。懐中電灯にないかと思ったが、単四を使うものは小型を売りにする1本組のものだけ。
何故か携帯電話の充電装置に、単四を4本使うものを発見したので購入。円筒形のケースに単四を4本直列に収め、底部分と蓋部分に端子を設けただけのシンプルなもの。
これを半分に割り、電池2本が収まるようライトのケーシング上端に沿って接着する。2本は底の金属板で直列に接触する。レンズ部が閉まることを確認して次の工作。
要は電池-電球-スイッチというループを作れば良いだけのことなのだが、思ったより大変だった。取り敢えず電池のもう一方の端に接触する端子を作らねばならないのだが、そこへ流用すべく電池ケースの残り半分を切って被せたところ、レンズが閉まらなくなった。このサイズでも干渉してしまうらしい。
仕方なく、ステンレス板だけを取り出して中央で切断、これをレンズの凹面鏡上端に貼り付けてみたが、この方法では接触を巧くコントロールできない。後でテストしたところ、完全に閉める前は点灯するが閉めてしまうと切れることが判明した。
どうやら距離が足りないようなので、無駄になった単四電池ボックスのマイナス側端子として使われるスプリング部分を壁ごと切り取って接着。これで距離面での不安はなくなったのだが、実際にやってみると軽く接触させた時は点灯するのに完全に閉めるとやはり点灯しない。どうやら今度は、スプリングが押されて歪んだ結果接触して短絡してしまうらしい。それを解消するためにスプリングを引き伸ばして反対方向に傾け、また先程巧く行かなかったケース半分の一部を切って電池ケースに挟むことで電池と電池の間に仕切りを設けた。今度は成功。
本来はダイナモからの線を繋ぐ端子があった部分の穴に小さなトグルスイッチを接着。その部分に穴が空いているのが防水的には問題だが、下面でありまず水滴が吹き込むようなこともないだろうということで今のところ放置。ていうかそんな暴風雨の中では乗らないので。


ひとまず、バッテリ内蔵化は完了。あとはeneloopの単四型入手と、電球差し替えのLED到着を待つばかり。目下の悩みは、一度閉めるとペンチなしには開けられない止め金の固さ。