困難なほど燃え上がる

自転車欲しいと思い始めてから10日あまり、未だ入手の見込みはない。車種が決まらないとか入荷していないとか、そういう段階の話ではなく、根本的に買えるかどうかが不透明な状態が続いている。
人間、できないとなると却って燃えたりするもので、こういう状態の方が物欲は膨らむ。最初から諦めていたグレード、例えばアレックス・モールトンとか、そういう高級車種にまで目が行ってしまう。


そういう意味では、早期にぽんと入手してしまった方が変にこじらせなくていいんじゃないかと思ったりもするが、半面その熱が冷めても需要が続くかどうかは重要なポイントでもある。
以前携行用にと入手したミニデジカメは、同程度の描写能力を持つカメラ付き携帯に買い替えてしまったことで一瞬で意義を失ってしまった。
12万も出して買ったメインのデジカメだって、最近は遠くまで出歩くこともコレクションを撮影することもなくなってしまったため殆ど出番がない。
まあこういうのは環境要因でもあるから一概に興味を失ったためとも言えないが、入れ込んだものほど逆に時間を置いて興奮を冷まし、冷静になってから改めて吟味した方が良いのかも知れない。