MiniVelo

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小型自転車のことである。具体的には、概ね20インチ以下の輪径で折り畳みでないもの*1を指すことが多いようだ。


関心空間BianchiのMinivelo9を見掛けて以来欲しくて堪らなくなっている。20インチのスポーツサイクルである。
ちょっと短かめのフレームに小さめのタイヤが付いたバランスはチョロQのようで、スポーツサイクル本来の精悍さが抑えられて可愛らしさに転じている。革風のハンドルとサドル、古風なヨーロピアンカラー。アルミ合金フレームで重量10kg、18段変速。
実に好ましいが、ちょっと高価いのが難点だ。最安値でも64kほど。本格的に弄る類いの自転車としては安価と知っていても、気軽に手を出せる価格でないことに代わりはない。
一応、下位モデルだと7段変速・クロモリフレームで12kgのものもあって、こちらは約35kとそれなりに安価なのだが、ギア数が少ないのはともかくとしてシフターがシティサイクルとああまり変わらないのと、重さはちょっと気になるところ。ただしカラーヴァリエーションが5色もある点だけは、上位車種に勝る。


で、代わりの商品を探していたらOPELからminivelo 206-Dという車種が出ていることを知る。13.5kgと重量3割増、変速器も6段のグリップシフトとスペックでは大分劣る。画像を見るかぎりではビアンキのような可愛さもない(これは半分ばかりはハンドルとサドル位置の低さによるものかも知れない。そこを引き上げたら、バランス的にはそこそこのようにも思える)。
そしてなにしろ安価。流通価格は20kを切る。これなら市販のシティサイクルと大差ない。


買い易さを優先すべきか、それとも愛着を。悩ましいところだ。


ところでminivelo を検索している時に見付けたこれ、ちょっと欲しくなった。いやこっちの方がもっと高価いんだが。

*1:折り畳み式のものは別途「フォールディングバイク」というカテゴリがあるので。まあこれ自体は輪径と無関係な分類なのだが、事実上ほとんどが小輪径なので、重複部分を除いたものを呼んだりする