ルーンバウンド ヴァリアントルール案

何度か遊んで、欠点も見えてきたのでその改案を。
ルーンバウンドの(というか、アメリカ製ゲームに共通する)欠点のうち最も大きなものは「差が付き始めると広がる一方」ということだ。レヴェルアップで先んじればその分強い事件に挑み、多くの経験を得ることができる。まだ弱い冒険者がその差を埋めようと思えば無理して強い事件に挑んでゆくしかないが、それはかなりリスキーだ。
ここで提案するのは、その差を多少埋めようというもの。

経験値の扱い

ルーンバウンドの基本ルールでは「気絶すると未使用経験値・金・所持品・仲間をすべて失う」。CRPG的に「街にしかセーブポイントがない」と考えると納得できはするのだが、経験としては失われるのはおかしいような気がする。
そこで、「気絶しても経験値だけは失わない」とすることを提案する。これならば能力的な差は縮まるし、またリスクが減少するから積極的に事件に挑める。
それはやりすぎだと思うなら折衷案として「気絶カウンタ」案もある。気絶の度にカウンタを受け取り、これだけは気絶時に失わない経験値1点の代わりとして利用できるという案。序盤のイヴェントクリアでも気絶でも成長速度自体には差が付かないので、かなり気軽にプレイできるようになるだろう。

アイテムの売却

マーケットで新たなアイテムを入手することで古いアイテムが不要になる場合、またはどうしても手に入れたいアイテムがあるが所持金が足りない場合などがあろうかと思う。しかし基本ルールでは不要アイテムは破棄されマーケット札の底に戻されるのみ。
そこで、不用品は半額(端数切り捨て)で売却できるというルールを提案する。これにより資金繰りが緩和され、冒険の進みが早くなるはずだ。
ただし仲間は売却できない。