自宅でゲーム会 Vol.1

サークルの連中を(ほぼ)全員招いてゲーム会。こんな人数で遊ぶのは何年ぶりか。あ、いや私自身は先日渋谷で遊んできたばかりだが。

シャドウハンターズ

まずは、先日の渋谷ゲーム会で面白かったので購入しておいたシャドウハンターズを8人で。
経験なしには扱い難そうなUknownのみUltimet Spilitに入れ替えてのプレイ。時間短縮のため初手全員緑のカード持ちでスタート。
私はハンターEmiを引く。特殊能力が地味で、かつHPが低い微妙なキャラだ。
序盤の探りで隣のMをハンターと確定。またid:fumineとTが同じ陣営であることを確信する。ハンター、シャドウ共に3人だからあの二人は敵だ。
この辺りで状況が動く。まずKdが白のカードで全員に2点ダメージを与えると、fumineからマシンガンを奪ったSwが乱射で多人数に3点ダメージ。この時点で何もすることなくEmi死亡。
私が最初に死んでしまったことでSwは正体(Daniel)を公開、自動的に二つ目の勝利条件に切り替わる。
Tはかなりダメージを受けても正体を明かして能力を使おうとしない。HPの高さからし人狼か吸血鬼、いずれにせよ特殊能力の強力なキャラだから、この辺りからは明かした方が有利なのではないかという気がする-----もっとも、狙われ易くもなるので善し悪しだが。
既にハンターは1人死んでいるがダニエルが事実上ハンターとして動くので、ハンター側陣営は変わらず3人。シャドウはこの直後にUが死んで2人。
ここでTが正体(Vampire)を明かして攻撃、HPを回復。続いてfumineが正体(Warewolf)を明かす。反撃が怖いキャラだ。しかも妖刀を入手したので確実に1点以上のダメージがゆく。
しかし確定したことで攻撃も苛烈になり、この後数ターンでシャドウが全滅してハンター側が勝利。

バベル

小休止してSwと二人でバベル。妙に神殿カードの出が振るわず、両者とも神殿が低いまま推移。中盤私が巧く数字を繋いで神殿を延ばし、6の神殿2棟を完成。続いて3を完成させた時点でSはまだ合計5にも達しておらず決着。

ごきぶりポーカー

多人数で軽くできるごきぶりポーカーを8人で。
基本的には、受け取ったらチャレンジせず次へスルーするのが適当だが、回せる当てが少なくなってくるとチャレンジせざるを得ない。
嘘が苦手なタイプ、疑心暗鬼に囚われ易いタイプは弱い。Tがごきぶり攻めに遭って負け。
2回目は白熱した戦いに。私を含めた3人が、特定の相手にカードを渡す→見破られる、を繰り返しカードを溜めてしまう。いずれも手札残り1枚、後がなくなったところでごきぶり4枚を集めてしまったSが負け。

郵便馬車

誰一人プレイ経験のなかった郵便馬車をインスト。「妨害のない乗車券」といった趣きでルール的にはそう複雑でもないのに、郵便網の表示や地名の参照、郵便局配置ルールなど微妙に直感的でないルーリングのためプレイアビリティは高くない。……もっとも、それを含めてデザイナの意図するところなのではないかという気もしてくるのだが。


序盤はKwとSwが順調に伸ばす。やや出遅れた感のあるStはしかし既に次の路線を見据えてプレイしており、そこから素早い展開で巻き返す。
Stが19点、KwとMが15点、Swが9点で厳しいかと思いきや、ここでSwのラッシュ。一挙に長路線ボーナスと全地域制覇、それに2地域の全域制覇ボーナスを得て22点で一挙にトップ確保。
KwとStが追い縋るも及ばず、最終的に26点でSwがトップのまま終了。


妨害要素が弱いので、地味でカタルシスに欠ける印象があるゲームだが、こうして見ると実に渋好みな良ゲームである。大賞受賞もむべなるかな。