上野恩賜動物園

良い日和だったので上野動物園に行ってみる。主目的は新作のための資料撮影と子供の興味。
半分予想していたことではあるが凄い人出で、肩車しないと中を見せられない有様。
最初にパンダを見にゆくが、奴は足を開いてだらしないポーズで寝ており、あまり可愛くない。一方、象は4匹がゆったりと歩き回っており観察し易く好評。
鳥類コーナーを回ってライオン・虎・ゴリラ方面へ移動。丁度コンドルの求愛シーズンで翼を拡げた雄の様子が観察できた。
ゴリラ舎前あたりで一休み。ずっとベビーカーに乗せられて何も見えていない次女がぐずり始めたので下ろして歩かせる。私の手を引いて凄い勢いで走り周り、バードハウスの瑠璃腰鸚哥を食い入るように見る。
東園モノレール乗り場あたりでペンギンとアシカを見せ(長女は最近Pinguにハマっているので)、このあたりで各人空腹を訴え始めたのでそのまま入口方面へ移動、貘(が飼育員に表われているところ)、バイソン、プレーリードッグを見て外へ。


以前訪れたのはいつだったか、予想以上に展示は充実しており驚いた。つとめて自然の雰囲気を壊さぬよう作られた園舎は周囲に複数の観察ポイントが設けられ、可能な限り動物の生態を見せられるよう配慮されている。大型展示の傍には必ず生態を紹介するコーナーを併設。私は使わなかったが、どうやら非接触ICか何かによる音声解説機能も用意されているようだ。


しかし暖かな休日となればどうしても混雑するエリアである。人が多すぎて観察どころではない、というのが正味の話。到着が12時ごろ、たった2時間の滞在だったが既に体力を使い果たしてくたくたである。次回はなるべく天気の良くない時期に行くことにしよう。