だから印刷物とWebは違うんだってば!

例によって例の如く課長と衝突。
今回の案件はパンフレットのWeb化なのだが、どうも彼はこの仕事を「ブラウザからそっくりそのままパンフレットを印刷できるように」としか理解していないようだ。
単に印刷物をそのまま再現したいだけならPDFをダウンロードしてもらえば済むことだ。今回の場合、ビジネスユーザ意外の利用はほぼ考えられないので、画像化してWordにでも貼り付けるだけでも問題ない。
それをわざわざWeb化するということは、あくまでWeb経由での閲覧を前提とした構造化が要点となってくる、という話は課長よりも明らかにクライアントの方が良く理解している。
今回のパンフレットは見開き2ページ単位で構成されていたので、右ページ上に表示されていた背景イメージをトップの見出しと一体化するなど多少のレイアウト変更を行なったのだが、これが課長にはいたくご不満のようで、「すべてこのページ構成の通りに直せ」との命令。しかし今回の内容は2ページ分1セットだから、それをやると一つの内容をHTMLとして2ページに分割するか、または一つのぺーじ の途中に不自然な画像の挿入がある構成になってしまう。
……というか、それを決めるのはあなたではなくクライアントでしょうに。何か根本的に勘違いしてませんか?