馴致実験

社内向けに導入したPCのセットアップ。XP機なのでIEを7にアップグレードしてメイリオをインストール、ウィンドウの表示フォントにも指定して全体にClearTypeを効かせる。
アンチエイリアス表示に馴れていないWinユーザはこの状態を「滲んだ感じがする」と嫌がるが、果たして反応や如何に。


ついでにMacにもメイリオを入れ、同じページを表示させてQuartzによるアンチエイリアスレンダリングClearTypeの表示の違いを見る。
ClearTypeは液晶の1画素RGBを色毎に3分割して横方向の解像度を擬似的に向上させる仕組みなので、ところどころ偽色が出る。また全体に線が細いこともあり滲んだ印象を受ける。フォント太さはレギュラーフォントで1pxぐらい。文字サイズを拡大してもあまり変わらない。「明瞭」なのに不明瞭。
Quartzの方は1.5pxぐらいの太さでちょっと太目にも思えるが、正に「明瞭」な感じ。偽色が発生しないので滲みの印象はなく、ぼやけているのではなく「滑らか」な感じを受ける。同じフォントでこうも違うか。
スクリーンショットによる比較をしようかと思ったが、既にメイリオとヒラギノを比較する | なつみかん。とかhttp://yoppa.org/blog.php?itemid=378なんかで掲載されているので善しとする。