Microsoftから新型iPod発表

と言われても半数ぐらいは納得しそうなデザインで「Zune」が発表された。角のとれたつるりとした形状に二重円の操作キー。どう見ても3G〜4G iPodへの追従だが、左右に「戻る」「PLAY/STOP」キーを配置してある辺りは製造元である東芝の初代GIGABEATを彷彿とさせる。


インサイダーにより操作しているところの動画も公開されているが、これを見る限りでは画面下/横のホイールらしきものを回しているかどうかは不明だ。わざとその辺りを写さないようにしているのかも知れないが、あの操作系は確かAppleが特許を持っているはずだから、多分(円形で方向表示もないデザインではあるが)十字キーのような構造なのではないかと予想される。


無線LAN内蔵でデータのレンタル(3日間/3回の再生回数制限あり)可能という点はちょっと面白い。尤も、母艦を必要とする携帯プレイヤー自体でデータ交換の必要があるのかどうかは多少疑問の余地があるが(必要なら母艦経由でいくらでもやりとりの方法はあろう)。帰ってから、ではなくその場でやりとりができるメリットは理解できる。が、有意に働くためにはまずシェアが必要という厳しい現実。


既に無線LAN内蔵で曲の交換、購入可能なプレイヤーは存在したらしい。そうするとzuneの存在価値ってどこにあるんだ。