会場設営

明日から始まる星天祭のための会場設営。準備に1日取れるのは嬉しい。
ずっと頭の中に形が見えず焦りを感じて来た部分があったのだが、実際に会場へ物を運び込んで設置してみて初めて全貌が(朧気ながら)見えてきて、安堵した部分もあり足りないものに気付いて慌てる部分もあり。


金魚庭園さんに制作をお任せしてしまった屋台什器は、驚くほど機能的なものに仕上がってきた。ボール紙の丸パイプに穴を空け、丸棒を差し込むだけの簡素な作りで、軽い上に丸棒が全てパイプ内に収められてコンパクトながら充分な強度を保つ。素晴らしい。
金魚庭園さんはこれに垂れ幕を付けて如何にも屋台らしい雰囲気に。一方で遊星商會は紐状の飾りを幾重にも絡ませた謎のオブジェ。
量産を前提に商品を企画する遊星商會は量で勝負とばかりに多数の商品を持ち込んだのだが、一つ一つ手作りの金魚庭園さんは数を揃えようとするのが大変そうだ。ここ暫くまともに寝ておられないそうで。死ぬる。


会場は二つに分割されている。入ってすぐのスペースは、屋台が並ぶ夕暮れ頃の参道。妖し気なる星型提灯で区切られた奥は闇の中、そこは既に異質の空間である。
写真撮影とWeb掲載は歓迎であるが、薄暗いので撮影は難しいかも知れない。夜景モードで、フラッシュを炊かずに撮影されることをお勧めする。強い光を当ててしまうと折角の雰囲気が壊れてしまうから。