Macユーザーの心境

MacBook購入を機に、関連するコミュニティ等を幾つかチェックしているのだが、どうもWinからのSwitchユーザーに対する風当たりが強い印象がある。元々暴言の多い某ちゃんねる等では、質問に対し「ドザは帰れ」などのレスが付くことも珍しくないし、mixi内のMac系コミュでも質問に対してのあしらいは決して褒められたものではない。
Mac信者はWinからの新参者を快く思っていないのだろうか。


確かに、ずっとマイナーな立場にあったユーザーにしてみれば、Wintelは敵と言っても過言ではない存在だっただろう。阪神ファンが巨人ファンを敵視するように。その目から見れば、俄ユーザーもInlet化/BootCampも憎むべき存在なのかも知れない。喩えて言えば阪神が王を監督に迎え、巨人ファンからの転向が起こったようなものか。元巨人の王を監督にした阪神の判断も憎けりゃそれで入ってきた新たなファンも気に食わない。
阪神ファンは兎も角、Appleにとっては新規ユーザー開拓は重要なポイントで、今回の決断によりWinからの新規ユーザーが増えたのはユーザーとしても喜ぶべきことだと思うのだが。それを徒に邪険に扱ってどうするのだろうか。そういう、新参者に冷たい閉鎖的な態度が結局自分達にとってもマイナスだということが解っていないのだろうか。
無論そんなユーザーばかりではないのだが、一部の心ない言動が全体の雰囲気を悪化させているのは事実であり、それが一層WinユーザーのMacに対する偏見として立ち現れはしないかと危惧している。


まあ個人的には、WinからのSwitcherに対してはすぐBootCampインストールしてWinXP専用機として扱うのではなくて、MacOSの使い心地というものも知って頂きたいとは思うが。
単なる「手頃なCoreDuo機」としての扱いではその可能性を半分も引き出せない。Macのハードウェアが真価を発揮するのはMacOS Xの元でこそ。そしてユーザー中心設計の行き届いたMacOSの心地良さを味わって、正式にWelcome to Macintosh!となれば幸いである。


逆にWinが動くようになった事でMac系コミュに相当数のWinユーザーが流れ込んで荒らしている面もあるようだ。どっちもどっちだな。