まさか自分の日記が

そっくりパクられる日が来るとは。


先日書いたiBook爆発に関するエントリが、かなりの部分剽窃されているのを発見した。
以下、引用する。
元の記事

誤解を恐れずに言えばすべてのバッテリーは爆発の危険を秘めているのである。

電池というのは内部の化学反応で電子を取り出す仕組みになっている。充電電池の場合は通電により反応終了した物質を還元し再び放電可能にする。言ってみれば、満充電状態のバッテリーというのは化学的に不安定な状態におかれていることになる。

昨今の携帯機器に使われるバッテリーはサイズの割に取り出せる電力が大きい。つまり、それだけ内部に高いエネルギーを秘めているわけだ。

腐蝕や過負荷などでバッテリーのどこかに破損が生じ液漏れや短絡が発生すると、それが一気に反応し急激な発熱と膨張、そして発火・爆発に至ることがある

実際、iBookの他にもNokiaの携帯電話などで爆発に拠る負傷事故が発生している。

とりわけ携帯機器で一般的に使われるリチウムイオン系バッテリーは比較的扱いが難しいらしく、爆発の危険性を抑えるために色々と保護手段を講じる必要があるようだ(このあたりはリチウムイオン二次電池 - Wikipediaに詳しい)

問題の記事

ちょいと調べてみると、(大雑把な言い方をすれば)現在使われているPCや携帯機器に装備されている全てのバッテリーには、可能性は小さいものの爆発の危険があるらしい。

私は素人なので詳しいメカニズムについてはよく分からないが(笑)、「バッテリーが満タンなのにさらに充電しようとすると不安定になるので危険である」ってのはよく言われている。

また、現在使われているバッテリーはサイズの割に取り出せる電力が大きく、それだけ内部に高いエネルギーを秘めているそうな。

このように今使われているバッテリーは大きなエネルギーを含むゆえ、腐蝕や過負荷などでバッテリーのどこかに破損が生じるとそれが元で急激な発熱と膨張が発生し、写真のような爆発・発火が起こり得るというわけである。

ちなみに、携帯機器で一般的に使われるリチウムイオン系バッテリーは比較的扱いが難しいらしく、爆発の危険性を抑えるために色々と保護手段を講じる必要があるそうな。

(この辺りの詳しい話はウィキペディア「リチウムイオン二次電池」の項を参照のこと)

表現のかなりの部分が私が書いたものと全く同じである。それならばいっそ引用とすれば良いものを、半端に書き換えているが故に情報としては劣化してしまっている(例えばバッテリーが爆発に至る理由や実際に爆発した例については省略されている)。
恐らく盗用する意志があったわけではなく、それ故に細部を変更したのだろうが、伝聞形にすればOKというものでもない。部分的な表現こそ異なるものの主要な文意は完全に一致しており、剽窃の誹りは免れまい。
情報が伝わるのは歓迎するのでそのエントリ自体を消せ等とは要求しないが、せめて情報の出所は明記し(可能なれば一次情報源を)、また書くなら書くでご自分の言葉で表現されたい。