深刻な障害

無事回線も開通し無線LAN環境が整ったので、いよいよeMacをデータサーバにしようとAirMacカードを接続。しかし起動しない。
カードの接続に何か問題があったかと思い一度引っこ抜く。が、やはり起動しない。
電源投入しても起動音もなく、アップルマーク表示から先へ進まない状態である。キーボードのcaps lockを押してもLEDが点灯しない……もしやUSBそのものが認識されていないのだろうか?だとすると非常に厄介だ。


取り敢えずFireWireiBookと接続しターゲットディスクモードで起動させてみる。これは成功した。つまりキーボードは正常に認識されているということだ。しかしiBook側でマウントできない。
ディスクユーティリティでは表示される……ということはヴォリュームの破損か。取り敢えず修復を試みたところ、今まで遭遇したことのないエラーメッセージを表示して終了した。

カタログファイルエントリが範囲内で検出されませんでした
ボリュームの確認に失敗しました。
エラー:基になるタスクが終了時に失敗したことが報告されました

……要約すると「OS付属のユーティリティではこれ以上修復できないよ」ということらしい。


現象は全て引っ越し後に発生している。だからといって必ずしも引っ越しが原因とは限らないが、輸送時の振動でHDDが破損したなどの状況も十分に考えられる。
幸いにしてこれまでの政策物については、一度は外付けHDDにバックアップをとっているはずなので失われたデータは比較的少ないだろうが、最近手がけたデータは残っていない可能性が高い。また、メールなどのデータもバックアップしていなかったので全て失われてしまう。これはかなり痛手だ。


さしあたって、データサーバをどうするか、およびid:fumine用の個人端末をどうするかを考えなければならない。いずれにせよ最低でも1台分の追加出費は免れまい。

銀座Apple StoreGenius Barで訊いてみる。Disk Utilityで認識したとき赤文字が出ていないのでフォーマットすればなんとか使える可能性もあるとのことだが、いずれにせよデータ復旧は難しそうだ。DiskWarriorあたりを導入してみる手もあるが、それで救出できる保証もない。
代替機はMac miniの予定。外付けHDDが1つしかないFireFireポートを塞いでしまうので、止む無くUSB2.0 Dockコネクトケーブルを購入しておく。