前線任務報告書XVII

遂に因縁の相手との直接対決。つまりこれが最終シナリオということになろう。
ボス機の能力が不明ながら、特に制限時間もないので今までの敵より与し易い印象。


怖狼(今ひとつ語呂が悪いが、DireWolfを恐狼としたのでこのように呼称す)は特筆すべきところのない機体で、対処も楽なもの。特にランチャー機はどういうわけか接近すると格闘しか行なわなくなるので、大したダメージも受けずに対処できる。
ガンナー4機の小隊は流石に厄介で、攻撃を1機に集中して来るので何度か撃破されそうになる場面が。
雑魚は対処に困らなかったが、厄介なのはこのマップ特有の制限-----何ターンかに1度、炉心から一定範囲に範囲ダメージ発生-----である。ダメージというより、実質的に「触れた機の耐久力を1にする」という暴力的な効果で、確か発生タイミングが敵フェイズ前ではなかっただろうか。つまりこれに触れることは実質的に即死を意味することになる。
しかもこの効果、時間と共に発生範囲が拡大するのだ。


暴狼は肩のキャノンと日本刀が特徴の趣味的な機体。ボスの特権的なものとは言え明らかにヴァンツァーの形でありながらパーツごとの耐久力がないのは卑怯臭い。
日本刀のダメージはスペック上300弱とそれほど強力には思えないが、油断するなかれ。この機体は出力をかなり余らせており、実質的に500近い攻撃力を持っているのだ。接近されるとリンク攻撃でこれを多用され、あっという間に斬り殺される。
また400を超えるダメージのキャノンは射程4-10と広範囲をカヴァー、これらが部下とのリンクで何度も繰り出されるのでどうしても1-2機脱落者が出る。多分狙ったものだろう、うちの場合はリペアユニット装備機が先に脱落したので苦しい戦いとなった。
とはいえ周囲の雑魚さえ片付けてしまえばなんとか対処のしようもある。隣接すると日本刀が振るわれるので1マス空けて戦う。この距離では攻撃力の低いショットガンしか使って来ないので、反撃も大したことはない。
この方法でダメージを回復しつつじわじわと削って行くうち、暴狼がダメージフィールドに触れ耐久力1になったところでフィニッシュ。