nlog(n): 上りと下りで違う数のかぞえかた(↑「nlog(n): 上りと下りで違う数のかぞえかた」 - まんぷく::日記)
慣例的に使われる読み方は結構、訓と音を混同している。
音読み(中国語の漢字発音に基づいた読み方)では
- いち
- に
- さん
- し
- ご
- ろく
- しち
- はち
- きゅう
- じゅう
であり、訓読み(日本語由来の読み方)では
- ひと
- ふた
- み
- よ
- いつ
- む
- なな
- や
- こ(こ)の
- とお
である。
しかし、例えば「個」や「歳」など音読みで何かを数える時にも、4と7だけは訓読みをあてる。そうなる理由の一つは多分商習慣かなにかに基づく、「いち」「しち」「し」あたりの発音区別なのではないかと思う。特に江戸弁では「し」が「ひ」と発音されるが故に尚更区別し難い。
最早これらの区別が忘れられて久しいのだろうが、幼児向けの数字教育の本でも4を「よん」7を「なな」と書いているのはちょっと悲しい。