Intelを待つべきかG5を確保すべきか、それが問題だ

そろそろ4年以上使っている中古のG4を買い替えるべき頃だが、今ひとつ踏ん切りがつかないのは私の側での用途とCPU変更に因るMacの性質、双方の変化が予想されるからだ。


本格的にMacを使い始めた頃、主な用途は3DCGだった。この方面はとにかく潤沢なメモリと高速な浮動小数点演算が重要であり、これに合致するのはPowerMacしかない。とりわけ現行のソフトウェアがAltiVecに対応しているから、Intelを待つよりPPC G5を導入した方が処理が高速である。
しかし現在、自宅での制作が困難なため3DCGからは遠離っており、Web関係を中心とした作業が圧倒的に多くなった。そうすると画像加工に不自由しない程度の速度さえ確保できれば、むしろモバイルに移行して時と場所を選ばない制作環境を確保した方が快適と言える。それならばIntel化を待った方が電力、発熱、重量とすべての面で期待できる。


……贅沢を言えばPowerMacPowerBook、両方欲しいのだが、それを許すだけの財力は逆立ちしたって降って来ない。いや、片方だけでも怪しいところか。