付属アプリケーションの使い勝手

父が調子の悪いNetscapeからMacの標準アプリへの乗り換えを試行しているようで、色々不満を漏らしていたので調べてみる。

アドレスブック

名前の読みでソートをかけられないことがいたく不満らしい。まず調べてみると、デフォルトではそもそも名前の読みという欄が存在しない。これは各カードを選択して「カード→入力欄の追加」あるいは「アドレスブック→環境設定」から「ひな型」を選んで入力欄を追加しておく必要がある。アドレスブックに適当な名前のカードを追加して検証してみた限りでは、読みがあればそれを元にソートしているようだ。ただし、インポート時に名前の読みを取得できるかどうかは未検証。

Mail

BCCができない!とのことだったが、これはデフォルトでは隠されていて、メッセージ作成時に「表示→BCCヘッダ」で表示させることができる。解り難いと言えばその通りだが、これはMicrosoft Outlookでも同様だったので、まあそんなものだろう。

StuffIt Expander

有料版のダウンロード販売しかないと御立腹の様子だったが、解凍用アプリは無料の筈だ……と見るとしっかり左メニューに「StuffIt Expander|万全の解凍ツール。フリーウェア」とあるではないか。
これまで圧縮のできるシェアウェア版もダウンロード自体は無料で、使用の度に購入を促すダイアログが出るだけだったが、いつの間にかダウンロードに対し課金するようになった。


ところでStuffItNetscapeの機能とは何の関係もないが、どうやらNetscapeMac版は.sit形式で圧縮されており、尚且つ最新版のExpanderでなければ解凍できないらしい、と、そういうこと。