- 作者: 河嶋陶一朗,冒険企画局
- 出版社/メーカー: HOBBY BASE
- 発売日: 2004
- メディア: 大型本
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久しぶりにサークルの例会に参加、そこで「シニカルポップ・ダンジョンシアター」迷宮キングダム*1をプレイ。
プレイヤーは王国*2の中心人物---国王、騎士、大臣、神官、忍者、従者の6クラス---として民の悩みを解決するため、はたまた手狭になった領土拡大のために迷宮を探索/併合する。王国には独自の管理シートがあり、プレイヤーの成長とともに王国も成長する。これは王国をプレイするRPGでもあるのだ。
クラスの他に(初期はランダムで決まる)ジョブが存在、これがキャラに変化を与えるのだが……ランダムだけにミスマッチなものも色々。王様/処刑人とか騎士/宦官とか、どうしたら良いか判らないものにもなり得る。
かなりシュールでギャグタッチだが、ゲームバランスは意外にもシビア。最後の賭け的攻撃で奇跡の6*3ゾロを出さなければ全滅するところだった。
既存のRPGをパロディするようなメタ的ルール/設定の数々が心憎い。
余りに面白かったので早速購入。やろうと思えばGM+プレイヤー一人、または自分だけでランダム生成ダンジョン攻略でも充分遊べそうな感じ。
ところで……サプリメントVol.3で小説を書いてる魚蹴って大変珍しいハンドルではないかと思うのですが……ひょっとしてid:walkeri氏?