目印

ホームの乗車位置目印が書き直されていた。
以前の目印は「準急」「区間準急」など停車駅数に応じた区分けとなっていたが、それぞれ乗り入れ先が違うため、事実上それを示すものとして認識されていた。しかし区間準急と同じ乗り入れ先ながら準急と同じ速さの「通勤準急」の登場などにより区分は曖昧となり、混乱が生じていた。
そもそも乗客にとって重要なのは乗り入れ先の方である。「ゆっくり座りたいから各駅停車」ではなく「乗り換えずに済むから各駅停車」なのであって、わざわざ同じ乗り入れ先なのに遅い列車を選択しているわけではない。
そういう意味で今回の改訂でユーザビリティがかなり向上したと言える。やっとエレベーター設置工事が完了したことでもあり、何かと使い易くなった---とまでは言わないが、少なくとも使い勝手の悪さは随分解消された。