MS PゴシックとOsakaの全角英数の差

私は全角英数否定派であって、その理由は理論的には「全角と半角は違う文字だから」であるが、検索エンジンが大概全角半角の混同をシステムレベルで処理してくれる現状ではこの論点は(少なくともWebに於いては)ほぼ意味を持たず、従って中核は感情面での「Macでは全角を表示すると気持ち悪い」に帰結せざるを得ない。
どうも全角英数を好んで使っている人の中には少なからず半角英数の詰まり気味な字間が嫌で全角を使う人がいるようで*1、これはある意味(同レベルであるので)仕方のないところという気もするが、単にローマ字入力モードのままF9で英数変換した結果全角のまま入力されているような例も多そうであり、こういう人々には積極的にF9→F8を推奨したい。


ところで今回作成した新スタイルは原稿用紙風で、即ち正方形の升目に全角1文字が入るように調節されているのだが、この字間は手書きならば容認できても写植やスクリーンフォントでは今ひとつ落ち着きが悪いものだ。
尚このスタイルに限ってはポジショニングの関係上全角英数を推奨せざるを得ない。仕様上どうしても半角英数は升目に収まりきらないので。

*1:そうした向きはスタイルシートでletter-spacingでも用いて字間を調節するが良いと思うが