N◎VAシナリオ案

久しくやっていないRPGへの欲求が高まっているので、取り敢えずシナリオだけでも準備することにする。
復帰早々にN◎VA*1ってのもどうかと思うが、今「街」をプレイしていることもあって発想がどうもそちらに傾きがちだ。
まあいきなりテクニカルなことをやらせるとキャラジェネだけで偉く時間がかかりそうなので、アド・リヴ性の高いクルードでプレイする予定。


クルードは判定が非常にアバウトでプレイアビリティの多くをイマジネーションに頼るので、緻密な計算プレイができない半面、大胆な展開のコースタードラマ的シナリオには向いている。
特に戦闘を一切行わないような展開であれば、テクニカルよりスピーディーで緊張感のあるプレイが可能になる。
例えば以前、「スパイ大作戦」をやったことがある。最初に「Impossibleなmission」を設定し、あとは時間経過に従い状況がどう変化するかだけ決めておいて、残りは全てアド・リヴ。プレイヤーは自分たちで状況を打開するアイディアを出し、実行に移す。海面すれすれを高速飛行中の海面効果機*2に乗り移って要人を確保したり、企業アーコロジー内の研究施設に侵入したり。


本当はBe-Roads*3がやりたいのだが、これはもっと「いきなりやる」には向かないものだと思う。事前のインストを含め、徐々に世界を作り上げていかねばならない。

*1:無論、使用システムはシリーズ中最も抽象性の高い2nd。ルールブックはお世辞にも読み易いとは言えないし、ルールのそこかしこに解り難い部分が見られるが、この大胆な抽象化こそがトーキョーN◎VAの真髄であると信じている。

*2:飛行する船舶。気流が海面の抗力を受けることで翼面積に比して大きな揚力を得ることができ、大きな積載量と高速移動性を両立する。

*3:ファンタジーRPGの傑作であるが、同時に未完成のシステムでもある。イメージを醸成する為だけに全てのシステムが構成されていて、数値的なバランスなどの計算が一切行われていない。