自宅でゲーム会

子供から目が離せない以上ゲームをしに出かけるのは不可能なので、友人を招いて自宅で遊ぶことにする。
二人ではプレイできないゲームを存分に楽しむ。


手始めに軽くINGA。間違いを訂正しての初プレイとなる。
このルールでは攻撃が成功しやすく派手な展開となることが予想された為、一瞬で決着がついてしまうのではとバランスの崩れを心配したが、むしろ各々がポイントを奪い合い、またキャラがどんどん失神して入れ替わる為、却って良好なバランスとなった印象がある。
出目が偏り、一つの泉にまとめて生命が湧き出すことが多かった為に一時は労せずして9ポイントを得るが、代わりにキャラを取りに行かなかった分戦力に問題があり、あっという間に転落する。
その後キャラを補充し戦力を拡充するも、初期に戦力を蓄えたプレイヤーを削りきれず独走を許してしまった。


次にプレイしたのはティカル、1999年のドイツ年間ゲーム大賞受賞作である。
このゲームはサークルで初めて購入されたドイツゲームで、その後我々が大きくボードゲームに転ぶきっかけを作った記念的作品であった。


ティカルはマヤ文明の遺跡を発掘する探検ゲーム。密林にタイルを置き、探検隊を送って神殿や財宝を発掘する。
1手番に10行動点を自由に振り分けて使えるシステムで、自由度が大きい分考えることも多く少々複雑なシステムだが、妨害要素が明確なので指針は得やすい。
私は序〜中盤、先の展開を睨み中央付近にキャンプを張るが、周囲を次々に塞がれ死に体に。止む無く中〜後半、近くにもう一つキャンプを張り幾つかの遺跡と財宝の囲い込みを図るも、他のキャンプからルートを作られてしまい目論見は失敗。
前半はややリードしていた得点も、終わってみれば最下位であった。