関心空間アナログゲーム同好会 例会

3ヶ月ぶりの開催であるが、生憎と年末は忙しい方が多く、総勢3名の寂しい会合となった。
この人数ではできるゲームも限られる。取り敢えずINGAを軽くプレイするも、3人ではバランスが悪い。他プレイヤーが8個まで集めた生命力を無謀な傭兵の一撃で全放出、出現位置が固まったため私が労せずしてそれを手中に納め、一気に逆転勝利。
さて、これだけでは仕方ないので恒例のゲーム漁り。通例「箱が小さくて持ち運び易い」「そこそこ多くの人数を捌ける」「プレイ時間が長過ぎない」あたりを重視するのだが、今回は「3人からプレイできる」が重要となる。
目を付けたのは2003年年間ゲーム賞で大賞を受賞した「アルハンブラ」。2-6人ということで、通常こういうゲームはプレイヤーが少ないとバランスが悪いことが多いのだが、これは3人でも面白く遊べる---尤も、それは6人プレイのバランスを知らぬが故である可能性もまた否定はできないが。
タイル連結ゲームとしては珍しく、全員で盤面を埋めるのではなく自分の世界を作るゲームで、その分妨害要素が少なくプレイし易い。要素は複雑だが慣れるとすいすい進めることができる、そこそこ手軽なゲームに感じた。
帰り際にフーゴ・ハルがデザインしたカードゲームを発見。ヒドラの首を繋げていくタイル連結ゲームである。
5cm四方程度の方形の箱に入っていて、説明書まで同サイズのカード。
特殊カードがわざと少し違った色の紙に印刷されているのを混ぜて使用するなど、独特な工夫がある。
プレイしていないので具体的な評価はできないが、デザイナーの名前だけで気になる存在である。