年賀状ファイナル(多分)

謹賀新年

結局2日で4パターンを作成し(ラフでは判らないと言われること確実なので結構作り込んだ)、全員に見せて選ばせる。
4パターン中の1は20%グレイをベースにしたパターンで、猿の画像を配置したが怖いので不採用確実。
第2のパターンは画面左に大きく朱円をあしらったもの。この中では一番シンプルなデザインで、並べるとやや物足りなく感じるのでブラシパターンを重ね掛けして毛筆風に。
第3のパターンは2と同じ毛筆風の朱円に今年の干支を示すダイアルを重ね、中央に「謹賀新年」と入れたもの。角が物足りないので和箪笥などに見られる金具的デザインを配置。
第4は丸岡白舟印舗の角崩朱文で「謹賀新年」と書き、円形マスクで朱円を重ねたもの。但しフォントには賀と新しかなかったので、同社の篆書体を参考に自作する。


社内では字体のインパクトで4が人気。確かに手間がかかっているしかなり気合を入れたものではあるのだが、デザインの完成度の点では3の方が上だと思っている。
不採用分は自分で使うつもりなのでこの結果は却って良好。


印刷してみたら2mmほど左にずれている。しかしデータを右にずらすだけでは印刷範囲を逸脱してしまう為、縮小してバランスを整えざるを得ない。
それにしても、表示される印刷可能範囲と実際の印刷位置のずれというのは製品的に結構致命的だと思うのだが…