大風の日

朝8時過ぎに会場へ。ブース位置はホテルトアロードの前、駅からは随分離れた位置である。事前説明の時にはもっと先にイベントブースなどがあって人がその先まで行きそうな印象だったのだが、実際には露店の終端。多分これより先に行くのは北野工房のまちか異人館目当ての人々ばかりだろう。


車から荷物を降ろして店舗設営。ディスプレイ案はすべて妻にお任せだったのだが、実家にある古い茶箪笥を前に並べてディスプレイ・カウンターとすることに。この雰囲気ある箪笥は意外と軽く、また商品の殆どを引き出しに納めて持ち運べるため設営は非常にスムーズであった。


この日は西高東低の気圧配置によりテント前方からの強い風が絶えず、そのためにテントが飛ばされそうなほど。主催側が支柱を支える錘を増やしたりロープで支えたりしてくれたが、商品のほうは自分で対処せねばならない。
性質上軽い商品が多いもので、これはなかなか難儀であった。


客足にはかなり波があって、普段は通り過ぎるばかりなのが、一人立ち止まって商品を見始めると途端にお客が増える。
特にメインターゲットである20代女性が居ると効果絶大。あっという間に金額計算とラッピングで手一杯に。
10歳以下の少年と20代女性、それに年配の男性にうけるというのも微妙な幅で面白い。