USBメモリ

仕事の都合で、頻繁に「フロッピーやメールには大きいがCD-Rに焼く程ではない」量のデータを交換する。MOも使わないことはないが、CD-Rに比べかなり割高なそれを返却して貰えることは少なく、よってその採用には消極的であった。
そんなわけで手軽で小容量に適していて、且つコンパクトなUSBメモリを物色していたのだが、手頃な価格とそこそこの容量の両立に悩まされることになった。32MB以下の小容量は安くて良いが、128MB程度から上は1万を上回る。しかし容量の増加に比べ金額の増加量は大きいものではなく、従って相対的に低容量のものはコストパフォーマンスが悪い。
いっそメモリを交換できれば......と、そこまで考えてから、それならメモリーカードドライヴを探した方が早いことに気が付いた。幸い、私はデジカメ用に128MBのメモリースティックを4本所有している。長期の旅行でもなければなかなか生かせないそれを活用できれば......そう思って機材を探したが、これと言ったものは見つからない。ないことはないのだが、思った程コンパクトにならないと言うかデザインが野暮ったいと言うか......
結局、数件回って手に入れたのはSONY純正のドライヴであった。それなりにコンパクトでシンプルなデザインの本体から短いUSBケーブルが出た構造で、一般的なUSBメモリに比べれば随分大きいものの、100円ライターで2本分程度のサイズなら悪くはあるまい。


同時に発見したUSBコンパクトフラッシュドライヴは実にコンパクトで、最大1GBという点も含めて魅力的であったが、勿論マイクロドライヴなど持っていないので採用しなかった。